2008年11月10日、広東省仏山市で9日、世界最大級の規模を誇る「ブルース・リー記念館」が落成したと伝えられた。世界的にカンフーの名を知らしめた70年代のアクション俳優、ブルース・リーの知られざる一面が垣間見られると話題を集めている。広州日報の報道。
中国本土ではリーの生涯を綴った伝記ドラマ「李小龍伝奇」(The Legend of Bruce Lee)の放映が終了したばかりで、ブルース・リーへの注目度が再び上昇中という絶好のタイミング。開館初日の昨日は、リーが米国で俳優としてのキャリアをスタートさせたころにしたためた直筆の手紙が2通、公開された。【その他の写真】
手紙には、中米両国の文化の間に育った苦悩などが綴られている。中国語も英語も達筆で理路整然と書かれており、ほとんど書き損じがない。在米時、大学2年生で開館した武術館「振藩国術館」の盛況ぶりについても触れており、「わたしは全米で最もギャラのとれるトレーナーになった。10時間で500ドル、あるいは1時間で150ドルの学費をとっても、門下生は後を絶たない」としている。門下生らとは深い絆を育み、当時友人に宛てた手紙でもしばしば、彼らについて綴っている。
70~80年代に活躍した伝説のNBA選手、カリーム・アブドゥル=ジャバーもかつて門下生だったことがあり、ジャバーは「トレーニングというものは必ずや、正しい方法で行わないとならない。武術もスポーツも一緒だ」との教えを受けたという。リーもジャバーを指導したことに並々ならぬ誇りを感じていたようで、手紙でも「身長218cmの弟子がいるよ。100万ドルを稼ぎ出す有名バスケットボール選手だ」と語っている。
なお、リーの往時のトレーナーだったロバート・チェン (陳炳熾)氏によると、当時女性にもてはやされたリーだが、女性に宛ててラブレターを書いたことは一度もないという。これらの貴重な信書は、同館の常設展示としていつでも見ることができる。(翻訳・編集/愛玉)
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