12日、呉宇森(ジョン・ウー)監督が中影グループと新作『太平輪』について正式契約を結んだことが明らかになった。テーマとなっている「太平輪」事件は中国版タイタニックとも呼ばれており、主演は中国人俳優の張震(チャン・チェン)、韓国人女優のソン・ヘギョが務める予定。
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「太平輪」は1949年1月27日、上海から乗客約1000人を乗せて台湾に出発した。しかし夜間航海でライトをつけなかったため、石炭と木材を乗せていた貨物船「建元輪」と衝突。「建元輪」はすぐに沈没し、その15分後「太平輪」も沈没した。船上は混乱を極め、900名以上の乗客が遭難する大事件となった。奇跡的に命をとりとめたのはたったの38名で、遭難者の中には財界著名人らも多かったという。
ジョン・ウー監督はこの作品を切ないラブストーリーとして描くという。主演に選ばれたソン・ヘギョは「出演できることになり、とても光栄に思っています。きっと監督ならではのラブストーリーが出来上がるはず」と期待を見せており、「たくさんの人に作品を見てもらうのはすばらしいことですが、この作品をハリウッド進出への足がかりにしようとは考えていません」とコメントした。また、先日インタビューを受けたジョン・ウー監督は「この作品は3つの構成に分けられている。撮影は複数都市で行い、まずは天津から撮影を開始する予定」と語っている。撮影は今年中にも開始されるという。(編集担当:鈴木菜歩)
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