ツィイー四川大地震義援金サバ読み事件、政治家の同情がネットで総スカン

2010年3月10日 14時11分

四川大地震の義援金の「サバ読み」疑惑の浮上で、メディア攻勢を受ける人気女優の章子怡(チャン・ツィイー)を擁護した、中国人民政治協商会議の李前寛委員の発言が、中国のネットユーザーを激しく怒らせている。(サーチナ&CNSPHOTO)

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 四川大地震の義援金の「サバ読み」疑惑の浮上で、メディア攻勢を受ける人気女優の章子怡(チャン・ツィイー)を擁護した、中国人民政治協商会議の李前寛委員の発言が、中国のネットユーザーを激しく怒らせている。網易娯楽が10日付で伝えた。

 同氏による今回の発言は、全国人民代表大会と同時開催中の中国人民政治協商会議における、「中国映画の現状」を語るグループ討論でのもの。同氏は、メディアが報じる、ツィイーによる義援金の「サバ読み」疑惑に対する執ような追跡取材に、「やっとの思いで生まれた国際的スターを追いつめてどうする」、「(義援金の)申告額と実際の納付額の差はわずか10数万米ドル。小さなことではないか」などとメディアを一喝。1930年代を代表する中国の大女優で、自身のゴシップ報道を苦に自殺した阮玲玉(ロアン・リンユィ)を例に挙げ、過度な追跡取材が今後、“第2のリンユィ”を生み出す危険性もあると指摘した。

 一方、中国のネットユーザーは、同氏の発言に激しい怒りを示している。ネットユーザーらは、ツィイーによる義援金は大勢の人から集めた募金の色合いが強く、申告額の過大報告は募金に応じた人の信用を著しく損ねるものだとして、もはや単なるゴシップのレベルではないと主張。また、ツィイー自身がこれまでに釈明を行わなかったことも、不信感を強め、騒ぎを大きくした一因だと強調し、追跡調査の必要性を示した。

 また、批判は李氏にも集中し、いちスターに対する同情ではなく、騒動の根本原因を見極めて行うべき、との発言も出るなど、今回の疑惑を単なるゴシップとして「幕引き」にされることへの強い反発を示した。(編集担当:金田知子

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