谷原章介にインタビュー、劇場版『テンペスト3D』の魅力とは

2012年1月28日 09時29分

19世紀末の琉球王国で男として生きた女の波乱万丈の人生を描いた、小説「テンペスト」。舞台化とドラマ化の後、2012年1月28日より3D映画が全国ロードショー。先行上映が始まった沖縄で、出演者の谷原章介にインタビュー。見所など語ってもらった。(サーチナ&CNSPHOTO)

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 時は19世紀末、日本・中国・欧米列強の狭間で揺れ動く琉球王国で、男として生きる運命を選んだ女の波乱万丈の人生を描いた、歴史小説「テンペスト」(池上永一著)。壮大な琉球ロマンは多くのファンをつかみ、舞台化とドラマ化の後12年1月28日、3D映画として全国ロードショーが始まる。

 舞台になった沖縄では先行公開され、大ヒット中。主演の谷原章介が那覇市内の劇場を訪ねてファンに感謝の気持ちを伝え、メインロケ地の首里城で合同インタビューに応じた。

――ドラマが3D映画になって公開されますが、感想を教えてください。

 3D映画の出演は初めてです。ストーリーが長く壮大なドラマでしたが、密度が濃くなり、進化した作品が完成したと思っています。

――仲間由紀恵さん演じるヒロイン・真鶴/孫寧温は、女性でありながら男性として生きて行きます。谷原さん演じる薩摩藩士の浅倉雅博も、琉球で薩摩の立場を主張しながら真鶴を思う二面性がありましたね。演じるにあたって心がけたことは?

 浅倉は公には薩摩藩の利益を考えなければいけませんが、私の立場では琉球と真鶴を愛する男です。公私の立場がそれぞれ足を引っ張り、心の中に常に相反する物が共存しているというのか……。僕自身「これでいいのか?」と煩悶しながら撮影に臨んでいました。真鶴に思いを伝えるシーンは、感情を入れ過ぎると薩摩藩士としては行きすぎか……と考えたりしましたね。公の立場を強調すると、真鶴への愛情が薄れてしまうと疑うこともあって、考えながら撮影を進めていく感覚でした。ツンデレっぽく映るかもしれませんね。

――ロケで感じた琉球の魅力と、個人的に思う沖縄の魅力の違いがあれば教えてください。

 琉球の魅力を言葉にするのは難しいですが、人なのかなと思います。現代の沖縄の方たちにつながるでしょうが、大きな試練がある訳ではないけれど隣には中国という大国があり、近くには日本という国がありますね。したたかに生き抜いていった知恵と、人間のパワーを持っています。沖縄、そして琉球の一番の財産はやっぱり人ではないでしょうか。青い空やきれいな海など豊かな自然の中で暮らし、暖かな気候風土で育まれていったと思います。僕自身が触れた沖縄の魅力は……やっぱり沖縄そば! 沖縄そばのことばかり考えていました。(笑)。たくさん食べたおかげで、4キロ太りましたよ(笑)。

――料理が得意な谷原さん。作ってみたい沖縄料理はありますか?

 作った経験があるのは、ソーメンちゃんぷるーやゴーヤーちゃんぷるーくらい。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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