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「マイカー」から「カーシェアリング」へ

米国で「カーシェアリング」サービスを提供しているジップカー社の所有する車

車を買わずに「運転したいな〜」という都会の人向けの選択肢が、ここシカゴでも最近増え、話題になっている。早く言えば会員制のレンタカーみたいなものだが、車のシェアリングと言う方がピンとくるようだ。ただ、利用者が会員に限られているところや短時間での利用が可能なことも含め、他にもレンタカーとは異なる利点が多い。「シェアリング=分かち合い」で、同じ車を何人もが時間交代制で使うというものだ。ハワイのコンドミニアムシェアリングが車になった、と考えると簡単かもしれない。

車の購入やメンテナンスでかかる経済的な節約、公共の交通網を使うよう推進し、車が減ることで大気汚染も減り、なおかつ渋滞の緩和に役立たせよう。というエコを考えての趣旨に賛同する人が多く、車購入の反対を支持し、自分の車さえも売り払ったという会員が現在40%にもなるらしい。

保険料やガソリン代、そして200km以内は込みの値段になっていて、1時間単位(9ドル/時間)か一日単位(66ドル/日)で借りることができる。
レンタカー会社のような面倒な書類手続きや、ルールさえ守っていれば、後で予想外の値段を請求されたりするということがないという。
25ドルの申込金と、年会費の50ドル。21歳以上で18カ月以内の無事故無違反の運転歴があれば、誰でも会員になることができる(日本から来てシェア車を使う場合は、無事故無違反運転歴の英訳証明書が必要)。
さらには、全ての作業はインターネット上で行われるので、わざわざ車を取りにレンタカー会社まで出向く必要もないのだ。
どこで、どんな車が現在乗車可能かを素早く把握することができ、自分のアパートの前や角で探せるというのも良い。車もコンバーティブルのミニ・クーパやトラック、BMWだったりと、週末にちょっと遊び心で2時間くらい運転したい人や、大きな買い物をしたい時には使えそうだ。

しかし、シェアということを考えると厳しい「ルール」がなくては、成り立たないので「返すのが遅くなった」なんてことになると、次の時間を待っている人に皺寄せが来てしまうのが難。遅れた人はルール違反ということで、ペナルティーを払うことになる。
都会の渋滞は見抜けないので、余裕を持って借りるのが原則だ。

返す時は、借りた所と同じスポットに駐車しておけばいいだけ。鍵は? というと、カードになっていてお目当ての予約の車を見つけたら、フロントガラスにそのカードを照らすとドアが開く仕組みになっている。
ガソリン高騰が続く中、こういう形で車に乗れるのは良い選択なのかもしれない。

日本でも各地でこの「カーシェアリング」サービスが展開されはじめているが、当たり前のように利用する日も近い!? かもしれない。
(シカゴ/あらた)

2006年8月19日 00時00分

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