巷のB級ニュース“小”ネタを毎日配信!

「感じが悪いのがウリ」というレストランが人気

このエントリーをはてなブックマークに追加

(上)突如豹変するウェイトレス(中)歌って踊れます(下)世界一小さいサンデー

シカゴに来たら是非立ち寄って欲しいレストランがこのエド・デベヴィクス。

お店に入った途端、DJの音楽といいカラフルな小物達といい、そしてウエイトスタッフの50’sの衣装といい、当時のアメリカにトリップしたような気分にしてくれる。

そんな気分もつかの間、50’sのコスチュームに身を包みガムを噛みながら愛想なく「何人?」と聞かれ「え?感じ悪〜」と思うことなかれ、ここのウエイトスタッフはこれを売りにしているのだ。

メニューを見ながら、何にしようかな? なんて言っていると、ちょこんと隣に座ってきて「何にする?」とこれまたガムをくちゃくちゃ噛みながら頬杖をつきながらオーダーを取りに来たり、カップやナプキンは放り投げられるわ、挙げ句の果てにはオーダーを間違ってみたり、水をこぼしてみたり芸が細かい。

殆どのウエイトスタッフは役者の卵という話だが、全米で大人気だった「フレンズ」に出演していたロス役のデビッドも実はここで「隠していたい過去なんだけど。。。」とアルバイトしていたことを明かしていた。

ここのウエイトスタッフは、踊りも踊れなくてはならずDJがレコードを回すと、お客さんが食事しているにもかかわらず、カウンターに上がり一斉にダンスを始めたりする。

私は写真が欲しくて「写真撮ってもいい?」「いいけど、私凄い忙しいのよ。早く撮ってとっとと出て行って」と言われてしまい、小さくなり「ごめん」といいそうになったが「ここは感じの悪い場所だったんだ」と思い出したらシャッターを切ると同時に、凄い笑顔を向けて「はいよ!」と肩を叩いてくれた。

この嫌味な態度もショーの一部なので、彼等本心ではないとその笑顔が物語っていたが、それを知らずに入って来たお客さんは「なんて態度が悪い接客なんだろう」と憤慨するに違いない。

仕事をして楽しそうにしているのがこちらにも伝わってくるのがとても嬉しく、本音で客と接しているというか、わざわざ愛想を振りまいたりしない点ではもしかして、この仕事は逆に楽なのではないだろうか?なんて思ってしまう。

ちなみに食事の方は、50’sのダイナー形式なのでチーズバーガーやシェイク類のアメリカンフード。値段は感じの悪いエンターテイメント付きの割にマクドナルドのセット料金にシェイクをプラスした料金くらいで激安になっているのも魅力である。お勧めは「世界一小さいサンデー」$1。(残念ながら写真がうまく取れなかったのが、小さいんです)半熟卵を乗っける時に使うエッグスタンドをパフェグラスに仕立ててアイスクリームを盛り付けられているが、一口で食べれちゃうのに、盛り付けは大変そう。

このサンデーグラスはしっかりガラスでできていてエド・デベヴィクスの名前入りなのだが、なんとこれはお持ち帰りできるので、話の種にオーダーしてシカゴ土産の一つにしても良いと思う。(シカゴ/あらた)
Ed Debevic's
640 N. Wells St.
312-664-1707

2004年9月9日 00時00分

注目の商品