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アメリカにおける「なんでもかんでも豆腐」現象

2004年10月12日 00時00分

これが豆腐ナゲットだ。詳細はこちら

ここ数年全米で「アトキンダイエット」なる食事療法(炭水化物摂取は肥満のもと)が大人気で、あっちこっちのパン屋さんやらパスタ主体のイタリアンレストランが潰れている。

そもそもこのアトキンダイエット、御存知の方も多いと思うが「低炭水化物」をモットーにしていて、肉類を主食にするというスタイルだ。スーパーに出向くと何でもかんでも「低炭水化物」印のついた食品が多く、かなりの支持者がいることは一目瞭然。

逆に主食は「肉」であってはならない、と思う私と同じ考えの人も沢山いるこの国。
流行に流されず「自分の体は自分で面倒みなくちゃ」という信念さえ垣間みれるのが、健康食品系でベジタリアン主体のスーパーだ。
「アトキンなんてしていると長生きできんぞ! しっかり穀物も食え!」
健康と動物愛護の為とは言え、肉を食わずに何を食う? となるが、彼等が肉類の代用としているのは、われらの「豆腐」。お肉を使わずともお肉のような味と食感が味わえる、ということで、アメリカには豆腐でできたありとあらゆるメニューが揃っているのだ。「豆腐ホットドック」「豆腐ハム」「豆腐ストロベリーシェイク」「ガーリックレモン冷ややっこ」……。

中でもお勧めは「チキンナゲット風豆腐ナゲット」。見た目もファーストフードのあれとそっくりで、食感はまさにチキンである。なんとチキンらしい繊維まであるのだ。

お肉ばかりではなく、マヨネーズや卵、チーズまでもが豆腐から作られていて、日本人が食する豆腐とは一味も二味も違う「見た目は本物、でもね実は豆腐なの」が面白いくらいある。私が作る一品に「腐りかけの絹ごし豆腐を冷凍し、リコッタチーズ代用」して作ったラザニアがあるが「ベジタリアンラザニア」とだけ言うことにしている。このレシピはベジタリアンタイムズに載っていたレシピだったはずだ。たかが豆腐されど豆腐である。(シカゴ/あらた)
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