世田谷区池尻大橋には「地図センター」という、地図マニアにとっては夢の国ともいうべきディープなスポットがある。かく言う私は地図を読むのがひどく苦手で地理感覚もメチャクチャなダメ野郎だが、この「地図センター」内のショップ「地図の店」には日本全国の「空中写真」があり、購入することができるとのこと。それはちょっと見てみたいではないか。
田園都市線・池尻大橋駅を出て徒歩7分。教科書に出てきそうな重々しい「地図センター」のロゴにビクビクしながら中へ入る。1階にある「地図の店」は、それほど広いとはいえないスペースながら、グッズや書籍や、とにかく地図に関するものが所狭しと並んでいて目が回りそう。
目的の空中写真は地域ごとにファイルされて棚に並べられており、閲覧して購入できるシステム。何冊か手に取ってみると、普段歩いている町を真上から見るという体験が予想以上に面白くて時間を忘れてしまう。こんなに楽しい思いを毎日しているのか鳥たちめ!
ひとつひとつの建物が小さすぎてなかなか自分の町がみつからず、1時間ぐらいかけてようやく見当をつける(比較的近所にある「東京ドーム」の大きさが、目印としてあんなに頼もしく思えるとは)。この通りがあの通りで、そうそうここ!ここ!誰かに見せたくてしょうがないこの気持ちをどうすればいいのか。
購入しようとカウンターにファイルを持っていくと、値段はモノクロ1枚1,150円、カラーだと1枚3,650円ということで、ちょっと考えてしまったが、思い切ってカラーを購入。毎日眺めることにしよう。
空中写真は場所を細かく指定して購入することができ、モノクロ、カラーにかかわらず、注文から1週間〜10日ほどで仕上がるとのこと。無料で配布されている「標定図(撮影地点を5万分1地形図上に表示したもの)」を使えば、特定の地点を探すのも簡単だそうだ(私のやり方はかなり効率が悪かったようだ)。
自分の住む町や思い出の町を空から眺めてみたい方はぜひ。…
