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アメリカンなバレンタインデー事情

2005年1月28日 00時00分

街並や店頭は、すっかりバレンタインデーに染まってきた。

バレンタインに限ったことではないが、まだまだと思っている間に速攻やってくるもの。中学生の頃、憧れの先輩にどうしても手作りのチョコレートをあげたくて、単にチョコの固まりを湯煎で溶かしてハート型に入れ、ホワイトチョコレートでドキドキの「好きです」の一言を書いたような気がする。今思えば「あれで手作り」と言えたのか疑問だが、当時はかなりその「手作り」に入れ込んでいた。

年頃の日本男子にとっては気になる日なのだろうが、ここアメリカでは年頃の子も特に気になる気配はない。

アメリカではバレンタインデーは、恋人同士、夫婦、家族をメインにしているのか日頃の「愛」を表現するべく日となっているようだ。彼から彼女へ夫から奥さんへ(逆あり)とチョコレートだけではないプレゼント合戦がそれぞれ繰り広げられる。

オフィス勤めの彼女には彼氏から花束が受付に届き「ケイティーへお花が届きました」とオフィス中にアナウンスがかかったりするわけだが「深紅のバラよ、私の事本当に愛しているのね」と彼自慢をする絶好のチャンスだったりもする。

しかし、小学生の子供達にとっては一種のお祭り騒ぎでクラス中が盛り上がる。

クラスパーティーなどの催しものがある学校が多いと聞くが、子供同士でまさか「愛の告白」なんてあるのだろうか? と思いきや、ちょうどクラスメートや先生達にも配れるくらいの数が入っているキャラクターの絵柄付きのバレンタインカードというのが箱で売られていて、そのカードとともにラムネに似た小さなハートをクラスみんな男女関係なく配るという。

このラムネもどき、一つ一つにご丁寧にもメッセージが入っていて1966年に登場して以来アメリカの子供達のバレンタインデーには欠かせない一品になったらしい。子供にとっては「愛」というよりクラスでチョコレートや甘いものの交換会という方がぴったりするかもしれない。
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