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祝!打ち上げ成功。「名なし」の気象衛星誕生!?

2月26日、新しい気象衛星を搭載したH2Aロケットの打ち上げが成功した。気象関係者にとっては死活問題でもあった今回のこの打ち上げ、成功してホッとしている人は数知れず。

経緯を簡単に説明すると、ずっと日本に衛星画像を送りつづけてきた気象衛星「ひまわり5号」が老朽化のため引退、その後を引き継ぐはずだった気象衛星を載せた打ち上げに失敗(2003年11月)、現在はアメリカからレンタルした気象衛星「ゴーズ9号」による観測が行われている。みなさんが眼にする現在の雲画像は、ゴーズのものだ。しかしゴーズがトラブル続きで、気象関係者の頭を悩ませていた。もし衛星雲画像が届かなくなったら、天気予報はどうなってしまうのか!?特に台風シーズンなんかを想像すると、大問題だったのだ。

まぁ、そんなこんなで、打ち上げ成功はとっても喜ばしい。順調なら、5月末にも新気象衛星の運用を開始するとか。今度は雲画像の撮影が現状の1時間間隔から30分間隔になるなど、天気予報の精度向上にも一役買ってくれそうだ。

では、この新気象衛星、名前はどうなるのか。今までが「ひまわり」なら、今回は? 気象庁気象衛星室の方に聞いてみた。お答は、なんと「名前をつける予定はないです。」。 えっ!?
人工衛星には、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が打ち上げる研究開発用(観測など)と、実用(放送用など)があって、今まで研究開発用のものは名前をつける慣習があったが、実用には名前はついていないらしい。今までの気象衛星は研究開発用というくくりだったので、「ひまわり」という名前を付けていたが、今回は実用ということで、名前はつけないというのだ。そんなぁ。じゃあ、なんて呼べばいいの?
「ひまわりと呼んでいただいても構いません。」……だそうです。
なんでもいいのかぁ。でも名なしじゃ、あまりにも寂しすぎる気がするな、いったいなんて呼ばれるんだろう?

最後に、おなじみ「ひまわり」という名前の由来をご紹介。旧NASDA(宇宙開発事業団)が初めて人工衛星を打ち上げた時、「宇宙に向かって花開け!」という願いを込めて、花の名前『きく』と名づけた。その慣習から以後、花の名前を付けるようになったとか。気象衛星については、
・常に地球の方向を向いている(ひまわりは常に太陽を向いているので)
・太陽をイメージする
という理由から、「ひまわり」と名づけたらしい。なかなかステキな由来だと思いませんか?(さくら)

追記:取材時は名前をつけないという方針だったが、3月8日、国土交通省により、愛称は「ひまわり6号」とするという発表がされた。

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2005年3月3日 00時00分

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