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日本の中心で何かを叫ぶには

昨年、大ベストセラーにあやかって、世界の中心で何かを叫びたい人が、急増したとか、してないとか(いや、たぶん、してないけど)。日ごろの生活の鬱憤を「叫び」で晴らすのは悪くないことだと思いますが、はて、世界の中心ってどこだろう?

それについては答えを出すのがとても難しい問題ですので、ぐっと狭めて日本で考えてみましょう。中心=へそ、というわけで、日本には、ウチこそが日本のへそだい! と自分から名乗りを上げているところがたくさんあります。

兵庫県の西脇市は、標準時子午線と北緯35度線の交点があるそうで、日本へそ公園なる駅も擁しています。北緯と東経から見て、ほぼ中心だと言う群馬県の渋川市では、へそ祭りなども開かれていたり。さらに、栃木県には「どまんなかたぬま」という道の駅があって……と、いったいどこが本当のへそなんでしょう?

少し数値的に、国勢調査をモトに計算したものに、こんなのがあります。

日本のみんなが同じ体重だと仮定して、住んでいる場所ごとに合計したとき、ちょうど釣り合いがとれるところはどこだろう? と。
つまりコマの軸、人口の重心を調べたわけですね。昭和の終わりごろから平成7年ぐらいまで、現在の岐阜県郡上市美並地区がその「重心地」だったそうです。
それを記念して作られたのが「日本まん真ん中センター」です。なんと建物そのものが巨大な日時計になっていて、軸の高さは37.3メートル。世界最大級だそうですが、その数字は「みなみ」というダジャレです。わーお。
円空という、江戸時代にたくさん木彫仏を残した僧侶のゆかりの地であることから、円空研究センターも併設されていたり、薬草の体験室なんかもあったりと、まさに多目的な建物となっています。
実はその後、人口の重心は少しずつずれて行き、今ではお隣の関市武儀地区に移ってしまったと言われています。人口そのものが、東に寄っている傾向があるんですね。

でも、いいじゃない。おっきなおへそはこのへんだってことにして、広い「まん真ん中」の敷地内で、叫んでみましょう。
えっと、もちろん、建物の中で、とか、夜とかはダメよ。
というか、近くにある「みなみ子宝の湯」なんかに入ってリラックスしたら、叫びたいことなんて消えちゃうかもよ。(谷和原のぞみ/お気楽ステーション)

2005年3月16日 00時00分

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