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大阪は、グッドデザイン文房具の宝庫だった

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大阪発のおなじみの文房具たち。一生ものの特大サイズレーダー消しゴム。これならなくしたり、小さくなって使いづらくなる心配もなく安心です!?写真一番下は店内のようす

サクレクレパスのクーピー、シードの青い消しゴム、コクヨのキャンパスノート etc.…子供の頃や学生時代に、誰もが1度は使った記憶のある文房具たち。これらが実はすべて大阪発って知ってました?

これらの文房具、今でもほとんどデザインが変わっていないものも多く、時代が変わってもまったく古くさくならず新鮮さを保っているのには驚き! 特に昔からあるスカイブルーのレーダー消しゴムなんて、よくよく見ると海外の文房具にも決してひけをとらない洒落たデザインじゃないだろうか。

ところで最近、そんな大阪発のグッドデザイン・プロダクツをまとめて見ることのできる場所があるという情報をゲット。今年の4月に中之島のダイビルにオープンしたその名も大阪名品喫茶「大大阪(ダイオオサカ、と読むらしい)」という喫茶店で、名前も気になる! ということでさっそく出かけてみました。

するとナルホド、このお店には「大阪名品コーナー」なるスペースがあり、そこには80才を越える職人が1本づつ加工してつくっているというセルロイドのボールペンから、最近話題になったマリメッコ柄のマウスまで、グッドなデザインの文房具がズラリ。特に「?」のマークが印象的な寺西化学工業の油性マジックインキには、「へ〜、これも大阪発だったの?」と驚いてしまった。

ちなみにダイビルは大阪が誇る名建築のひとつで、大正ネオロマネスク様式のとても雰囲気のあるレトロなビル。「大大阪」は、同ビル1Fに事務所を構える、気鋭の建築デザイン事務所A&C(アートアンドクラフト)がプロデュースしている。A&Cはおもに古い建築物のリノベーションを得意としており、大大阪はA&Cのショールーム的役割も果たしているのだとか。その隅々にまでこだわった内装や、サイフォンで入れる珈琲など独特の喫茶メニューにも魅きつけられるものが。

A&Cスタッフであり大大阪店長の吉崎さんによると、ダイビルが建てられた大正時代は大阪が人口・面積共に日本最大となった時代。その豊かな時代への憧れとリスペクトを込めて、「大大阪」をそのまま店名にしたのだそう。
「お笑い、たこ焼き、阪神タイガースだけじゃない大阪のよさを、1人でも多くの人に知ってもらうきっかけになれば」と吉崎さん。

「大阪名品コーナー」には、そんなワケでものづくりの街・大阪が誇る名プロダクツがA&Cスタッフの確かな目でセレクトされている。これらの製品は見るだけでなくもちろん買うこともできるそうで、特に前述のセルロイドボールペンなどは、なかなか他ではお目にかかれない逸品ということもあってか、かなりの本数がすでに売れてしまっていた(!)

「大阪って、実はこんなに洗練された街だったんだ」と地元人の私も目からウロコ、だったこのお店。しかし、残念なことにダイビルは数年後に取り壊されることがすでに決定しているそうで、大大阪も期間限定の喫茶室なのだ。文房具好きはもちろん、ベタな大阪観光に飽きた方はぜひお急ぎください!(野崎泉)

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2005年5月27日 00時00分

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