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温泉マークの原型を見てきたよ

(上)温泉マーク発祥の地の碑(下)現在駅前にある看板。温泉マーク。微妙に違う感じですが。

これから季節は冬に向かい、寒さを増していきます。でも、古くからの人々の知恵や知識の積み重ねで、今を生きる私たちは、ぬくぬくと過ごすことができるわけで。おでんとか、こたつとか。ストーブとか、温泉とか。
そう! 温泉! いいですよね。温泉マークの書かれたノレンをちょいと手で分け、あったかいお風呂にざぶーんと……。うっとり。

で、今回はその「温泉マーク」の出所に迫ってみました。
実は、諸説あって、これで決まり! というものではないのですが、ひとまずはっきりと目でわかる物件を見てきました。
草津や伊香保が特に有名な群馬県には、他にもたくさんの温泉地があります。そのうちのひとつ「磯部温泉」の玄関口、JR磯部駅を下車。駅前の道をてくてくと歩いた先にある公園内に、その碑はありました。
「日本最古の温泉記号」と書かれたその下には「万治四年の絵図より」とあります。そして、その左側には、クラゲが逆立ちしたような、ふにゃっとした、洗練されてない温泉記号の原型が描かれていました。

万治四年といえば、1661年。今から、340年も前。時の江戸幕府が、磯部温泉の近隣で起きた農民の土地争いに関して、評決文を出しました。その地図内に二箇所、このマークが書かれていたのだそうです。
もっとも、この記号が広く地図記号や旅館などを表すものとして使われ始めるのは、それから随分あとの明治時代の頃。これまた著名な温泉地である別府から始まったとも言われています。

やがてマークは洗練され、デザイン化され、今のような形に落ち着きました。一時期はちょっぴり淫靡な旅館をあらわす記号としても使われましたが、今ではすっかり「温泉」として定着しています。

確かに、見れば見るほど、あったかそうで、気持ちよさそうですもの。
あぁ、温泉、いいよね……。
(谷和原のぞみ/お気楽ステーション)

2005年10月18日 00時00分

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