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ガイドブックのこんなフレーズにご用心!?

じゃあ、この写真から紹介コメントを考えてみましょう。みんなが大好きな「やわらかな間接照明」と「木のぬくもり」の憩いの空間を押さえて。「インテリアの傘を使用した照明が〜」あたりで初級編クリア、といったところでしょうか。

冬の休日。行楽を楽しもうと、ガイドブック片手に、どこかに出かけようという人も多いかもしれないが、ちょっと注意したいのは、「ガイドブックにありがちなフレーズ」だ。

というのも、実はガイドブックによっては、予算やスケジュールの都合で、実際に取材に行かずに書かれているものは案外多い。また、料理に関しても取材せずに書く、あるいは、取材しても写真撮影だけで、食べないうちに店側から下げられてしまう……なんてケースが、ままあるのです(みんな知ってるかも、だけど)。

私自身も、お店やスポットの紹介記事を書くことがたま〜にあるのだが、同業の友人たちに聞いても、
「実際に行ってないとか、書くことないんだなっていう記事は、読んでてわかるよね」という。

そこで、同業者たちに聞いた「要注意フレーズ」をまとめてみたい。といっても、ちゃんと取材に行ってるのに、その表現……という例外ももちろんままあるので、ご勘弁を。その場合、「他に書くことがなかった」、という場合もあります。

まずは、食事処でよく見られるこんなフレーズ。記事の出だしから、店の雰囲気に関する抽象的な表現ばかりが並んだら、注意したほうがいい。
たとえば、「間接照明が落ち着いた雰囲気」とか「木のぬくもりある空間」「くつろぎのリラクゼーションスペース」「大人の隠れ家」「大人のお忍びダイニング」「和みの空間」などの羅列。みんな木や光が大好きで、「雰囲気、命」です。
なぜこれらが多いかというと、内観写真を借りただけでテキトウにイメージで書いている場合があるから。注意しましょう。

反対に「肩肘はらずに楽しめる」「カジュアルな雰囲気で」というのも、同じく写真を借りただけの場合があるが、要は「ボロイ」「ショボイ」イメージをオブラートに包んでいるだけかもしれないので、要注意。
また、「スタッフのあたたかいもてなし」も、具体的な表現がない限り、文字数を埋めているだけの可能性大です。

また、料理に関しては、「シェフが毎朝、市場で〜」とか「○○産の○○を使用」みたいな具体的なこだわりポイントがあると、信憑性がぐんと高まりそうではあるけれど、これも残念ながら必ずしも美味い店、とは言い切れない。というのも、店側からの紹介文を単に引用しているケースもあるので、そこに実際に食べてみた記者の「主観」があるかどうかを見分けたいところだ。

観光地の紹介文でありがちなのは、「180度のパノラマ」「都会の喧騒を離れる」「日常を忘れさせてくれる」などなど。行ってみると、単に人気のない場所でショボンとしちゃうこと、けっこうあります。
以上、同業者数名分のコメントをざっとまとめてみたが、みなさんどうでしょう。
(田幸和歌子)

2005年11月25日 00時00分

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