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「ミシュランガイド」のNY版で大騒動!?

『Michelin Red Guide 2006 New York City』(Michelin Travel Pubns) 噂の「ミシュランガイド」ニューヨーク版! 

「星、3つです!」

まちゃあきだって、なかなかそうはいかないもんだが、3つ星といえば、レストラン&ホテルの格付けで有名な、フランスの「ミシュランガイド」がある。

先月、その「ミシュランガイド」が北米で初めてニューヨーク版を出版し、地元で話題になっている。というのも、今では東京版もお馴染みとなった「ザガット・サーベイ」の格付けと、「ミシュランガイド」のそれがだいぶ違っているからというのだ。

個人的にニューヨークが大好きな私としても、このニュースはかなり気になったので、2冊とも買ってみた。

まず、各レストランのメニューの“味”について、地元民の人気投票で選ぶ「ザガット・サーベイ」と、匿名の覆面調査員が評価をくだす「ミシュランガイド」とでは、ザガットが0〜30までの点数で格付けするのに対し、ミシュランは1〜3の星、という採点形式からして違い、差が生じてくるのもそもそも当然のことだと思うのだけど、どっちにしても、評価されるレストランにしてみれば、ひやひやものなのだろう。

さっそく本の中身をみてみたところ、「ミシュランガイド」の3つ星に輝いたのは、わずか4店だった。それらは「Alain Ducasse(アラン・デュカス)」、「Jean-Georges(ジャン・ジョルジュ)」、「Le Bernardin(ル・ベルナルダン)」、「Per Se(パー・セ)」という有名フレンチレストランばかり。

しかも、そのうち3店のシェフはフランス出身だという。そんなわけで、「フランスのミシュランは結局フランス店びいきだ!」と、ニューヨークではやじられているらしい。たしかにそれもわかるような……。

ザガットでも上記4店については、27〜28点という高い得点をつけているのだが、その一方で、ザガットで評価の高い「Daniel(ダニエル)」はミシュランで星2つ、老舗の「Four Seasons(フォーシーズンズ)」や、その他「Garden Cafe(ガーデンカフェ)」「Sushi Yasuda(スシ ヤスダ)」など、ザガットが28点と高く評価している店でも、ミシュランでは星がひとつもない、ということもしばしば。そのため、誇り高きシェフたちからも、「ミシュランガイド」に怒りの声が続々と浴びせられているという……。

ちなみに、和食の店では、「MASA」に2つ星、俳優のロバート・デ・ニーロが経営に携っていることで日本でも有名な「NOBU」に1つ星がついている。総体的にみて評価の辛いミシュランで、この2店は大健闘といえるのかも。

さて、もし「ミシュランガイド」の東京版が出版されたら、シェフたちはやっぱりその評価に一喜一憂し、読者の間でも賛否両論が巻き起こるのだろうか。今回、ザガットとミシュランの両方に目をとおしてみて、私自身はどちらかというと、口コミ的な「ザガット・サーベイ」の方が親しみやすいかな、と思ったのだが。

まあ、食の好みはごく個人的だったりするので、こうした格付け本はひとつの目安というだけで、自分の足でお気に入りを見つける、ってのが一番かもしれないな〜なんて。(気になるのはもちろんだけど)。結局そんな考えに落ち着いたりして。みなさんはどう思います?
(田辺 香)

2005年12月15日 00時00分

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