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ウワサの妖怪ラーメンを食べてみた

(上)これが妖怪ラーメン!! (中)店主の井上さんです。笑顔は苦手とのことだが、とっても気さくでおもしろい方 (下)店主お手製!? お店の前に立っているひとつ目小僧

京都・北野天満宮近くに、通称「妖怪通り」と言われる通りがあることをご存知だろうか。最近この界隈で「妖怪ラーメン」なるものが話題になりつつあるとか。水木しげるリスペクトな私としては、いてもたってもいられずさっそく出かけてきました!
「お食事処 いのうえ」というごくごく普通の定食屋さんがまちおこしの一助になればとはじめたものらしく、お店の前にいきなり手づくりのひとつ目小僧を発見!!

妖怪ラーメンは1杯750円。さっそく注文してみたところ、おぉ〜〜! すごいインパクトです!!! 真っ黒なラーメンどんぶりに、真っ黒なスープ、紫色の麺、てっぺんにはひとつ目小僧のようなモノまで見えます!! いや〜このグロテスクさ、完成度の高さは一見の価値アリ!! ですよ。
さっそく味わってみたところ、ん? なんかあっさり……ニラやしいたけがたっぷり入っていてヘルシーだし、女性やお年寄り、お子さんなどにもイケそう。ふつうのラーメンのようにギトギトしていないので、スープまで残さず飲んでも胃がもたれないのがイイ感じ。刺激的な見た目に反して、なんとも優しくカラダによさそうな味わいなので最後の1滴までおいしくいただきましたー。

店主の井上さんに食べながらお話を聞いてみたところ、このラーメンを出しはじめたのは今年1月からとのこと。口コミで評判を呼んで、今や東京からわざわざこれを食べにくる人もいるというからビックリ! 開発には2〜3カ月かかったそうで、紫色の麺の秘密はクチナシの実の天然色素から抽出されたものとのこと。
黒いスープの秘密はイカスミで、上にのっていたひとつ目小僧はピータンを半分に切ったもの、その上にたっぷりとかかっている真っ赤な粉はパプリカ。さらに、焼豚も3枚ほどのっているのでボリュームたっぷり。一見、辛そうに見えるが全然辛くないので安心して啜り込んで大丈夫!!

井上さんによると、平安時代より「一条通り」には捨てられた食器や傘、鍋釜などの台所用具が妖怪に化けて行進するという“百鬼夜行”なる妖怪伝説があるそうでそのため「妖怪通り」とも呼ばれているそうなのだ。
これは当時から人々が「むやみにモノを捨てることへのうしろめたさ」を感じていたことから生まれた物語ではないかということで、現代でいうリサイクル、エコロジーの精神にも通じるものがあるかも!?
ちなみに、一条通は“大将軍商店街”という商店街にもなっており、歩いているとパン屋さんの前にはパンの妖怪、金魚屋さんの前には魚の妖怪などそれぞれ手づくりの妖怪が置かれているのです。散歩しているだけでもなんかほのぼのとして楽しい商店街なんですよ〜。近くには百鬼夜行資料館(無料)などもあるので、北野天満宮に参拝しにきたついでに妖怪散歩してみるのもオツです。
(野崎 泉)

御食事処 いのうえ
京都市上京区一条御前西入2丁目大上之町73 
電話075-461-7019

2006年4月26日 00時00分

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