長野の実家に戻ったとき、ちょっとイタい不動産屋広告を見つけた。
「担当○○です。いまダイエット中です」
ダイエットに成功したのか挫折したのかは知らないが、ご丁寧に「ダイエット中」の部分に取り消し二重線まである。聞いてないですよ。
このように、よくわからないところで頑張っている不動産屋は、探してみると結構ある。
なかでも、私が日々注目しているのは、都内のある駅前型不動産会社だ。ここの看板のコピー、とにかくスゴイ。
まずは「意味不明イメージ先行」系。
「夜景が独占できるプレミア付新宿徒歩圏のホットゾーン 進化する街で貴方もスタイリッシュに行動してみては如何」
「新しい自分に着替えられそうな予感がする ドリームハウスに住んで見ませんか?」
「欲しいものがすぐ手に入る好立地 家族の笑顔がきっと咲きますよ」
「住んで見る」など、誤植は全体に多いのでスルーするとしても「進化する街」「スタイリッシュに行動」 「ドリームハウス」「笑顔が咲く」って……もう、トレンディーなんだから!
次は、「力技」系。
「なにがなんでも日当たり眺望だ! いう方はこちらをお進め! 長くすんでも飽きがこないお部屋はどうかしら」
「好条件そろった最上階のお部屋 求めていたのはコレ! 見てみたらガツンと来るかも」
「フルコースそろった! 誰が見ても納得! なかなか出て来ないこん身の一部屋!」
お進めは、これまた誤植。「なにがなんでも」「ガツンと来る」「こん身の一部屋」とか、言葉の意味はよくわからんが、とにかくスゴイ自信だ。
お次は、「上げたり下げたり忙しい」系。
「異彩を放った洒落た外観と内装 必見の価値あり楽ちん行動派にはコンビニが二軒隣に完成」
「30秒違いで中野区だけど住めば良いところ なんたって見つけるのが大変なマンションの最上階だよ 見てごらん!」
「異彩を放った」外観なんてイヤだし、「30秒違いで中野区だけど」って、中野区じゃ何か不都合でも?
「最上階! 3階まで階段だけどがんばった分だけ広々空間を独り占め!」って……「がんばった」とか言われると、余計に負荷が重く感じられます。…
