キヨスクにある「冷えチョコ」という文字を見て、ふとおかしなチョコレートたちのことを思い出した。そのおかしなチョコレート商品というのは皆さんもご存知であろう「柿チョコ」と「いかチョコ」。期間限定で売られているケースが多いため、夏の今ではなかなかお目にかかることができなくなった。この2つの変わり種商品の代表ともいえる製造元・浪花屋製菓さんとタクマ食品さんに季節はずれではあるが、この商品ができた経緯を伺ってみた。
「柿チョコ」の製造元である浪花屋製菓さんによれば、柿チョコが誕生したのは思いつきだそう。というのも「なにか変わった商品はないものか」と考えた時に「一番合いそうにもないチョコでもかけてみたらいいのでは」と逆転の発想で、柿の種にチョコをコーティングしてみたらしい。すると意外な味で、もしかしてこれはイケるのではないかということになってしまい、あれよあれよと浪花屋製菓の人気商品と化してしまったとのことである。
またチョコレートには少し純度の高い、高級なものを使用しているとのこと。『柿チョコ』にどこか気品がある味のような気がしたのは、創業80年余年の熟練ワザが放つ柿の種と高級チョコのシナジー効果だったのかもしれない。
また「いかチョコ」の製造元であるタクマ食品さんによれば、この商品が誕生したわけはこれまた思いつきだったそう。担当の方いわく、「想像通り、最初チョコ味がし、その後にイカのグニュっとした触感があまり良くない」と感じたそう。「チョコとイカのコンビはまずいものだ」とわかったらしいのだが、変ったものだということを最大のウリとして、つまるところ“勢い”で販売してしまったとのことである。
結果、変わり種商品としてヴィレッジヴァンガードの冬の定番商品となり、新しいもの好きな消費者の心を引く商品となったとのことである。
この2社の話を聞いて私も思いつきではあるが変わり種チョコレートがけに挑戦してみることにした。…



