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魅惑の味わい「健康系焼酎」

2006年8月6日 00時00分

温泉味ってなんぞや?

焼酎と言われると、最初に思い出すのはブームにもなった芋焼酎。それに最近人気が出てきている黒糖焼酎、まずその辺りが思い浮かぶ。

しかし、最近の焼酎市場を見ていると、「にんじん」だの「わかめ」だの、変わり種焼酎が勢揃い。
これは何も無茶をやっているわけではない。本格焼酎の定義の上では、いずれも認められた材料なのだ。
この他にも「梅の種」や「脱脂粉乳」、「ふきのとう」までが焼酎の材料として認められるというから焼酎界は懐が広い。
そんな焼酎の世界にもっと変わり種のものがある。と聞いて早速飲んでみた。

その焼酎をグラスに注いでみると、色は無色透明。見た目は普通の焼酎だ。
香りはきつくなく、ふんわりと鼻に残る程度。喉ごしもまろやかで、お酒が苦手な女性でも飲めそうな味だ。
何よりもこの焼酎のポイントは「健康系焼酎」であるという点。

そんな焼酎の原材料、何かというとそれは「温泉」である。
本物の温泉水(重曹泉)とお米から作られた焼酎であり、成分は身体に優しいと良く聞く弱アルカリ。飲泉のノリ……と言ってしまうと大げさだが、飲んで健康になる。というのがテーマの焼酎なのだ。
ちなみに温泉水は、工場内に沸いているものを使用。本物の温泉水が使われている事も驚きだが、工場内にポンと沸いている温泉にも驚かされる。

製造元は熊本県の大和一酒蔵元さん。この温泉焼酎の開発は、およそ20年ほど前にさかのぼるという。
当時「アルカリ温泉水で焼酎などできないだろう」と言われていたが、テストにテストを重ねた結果、開発に成功したのだとか。
しかし苦労は開発だけに止まらない。温泉水をこういった形で販売する前例が無かったため、行政手続きに非常な苦労があったとか。
そんな苦労の末、今では様々な種類の温泉焼酎が販売されるまでに至った。

お酒が苦手な人でも飲めるようにと、アルコール度数7パーセントのものも用意されている。
そのまま飲んでもOKだがお湯割りにすると、より温泉の香りが沸き立つらしい。
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