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「ベルばら」でフランス語を学んでみる

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あの名ゼリフの数々をフランス語で再現

以前、Bitで「ベルばら米」なるものがあることをご紹介したが、先月出た新刊に『「ベルサイユのばら」で学ぶフランス語』なるものがあることを発見! 実は私も趣味でフランス語を学んでいるのだが、たいてい「旅行用フランス語会話」的なものか、文法からみっちり学ぶハードな教科書然としたものが多く、なかなか興味をもって最後まで学べそうなテキストがないのが悩みだった。いや、根気がないと言われればそれまでなんですけどね……。

そんな私にまさにぴったりじゃない? ということで、さっそく購入して読んでみました。有名なポリニャック伯夫人の「もんくがあったら いつでもベルサイユへいらっしゃい!」を筆頭に、名ゼリフの宝庫であるベルばら。「愛しています!! フェルゼン!!」「あぁ、なんというあまいおどろき……」などという、実生活ではまったく使う場面がなさそうなフランス語が満載でシビれてしまいました。
これさえあれば、お気に入りのあのセリフをフランス語で言うことができるなんて……まさにファン待望の名著といえましょう。
もちろん、ページには池田理代子先生画によるマンガの抜粋つきで、ベルばらファンならずとも楽しめる内容になってマス。
また、単にセリフをフランス語にしてあるというだけでなく、フランス語のアルファベットにはじまり、疑問文、否定文など初心者でも理解しやすい構成になっているのでテキストとしてもなかなかの優れもの。

この本を企画した株式会社ソニーマガジンズの編集者・河野恵子さんにお話を伺ってみたところ、やはりご自身もフランス語を初級から学んだ経験があり「もっと堅苦しくない、楽しくフランス語を学べるテキストがあれば……」とずっと思っていたことが企画のきっかけになったという。
ちなみに発売以降、OLさんなどを中心に売れ行きは非常に順調だそう。編集部には「今までわからなかったフランス語が身近に感じられました」といった声のほか、「期待したセリフが入ってなかった」という熱心なファンのいる作品ならではの声もあったらしい。
「初級フランス語、ということで、どうしても短いセリフを選ばざるをえませんでした。ぜひ、中級編でそういったセリフは取り上げたいと思っています」とのことで、わ〜っ、中級篇も出るんですね! どんなセリフが登場するのか、今からぜひ楽しみにしたいところです。
ちなみに、いちばん人気があるセリフは予想通り!?「もんくがあったら いつでもベルサイユへいらっしゃい!」で、これは刊行前から「入ってる?」と念を押された名ゼリフだとか。

ちなみに、河野さんご自身はジェローデルの「あなたはバラの花びらをたべるのですか?」とアンドレの「こわく…ないから…」がお気に入りだそう。ちなみに私が本書の中で気に入ったのは、アントワネットが勝ち誇った顔で呟く「わたしは……フランス王太子妃!!!」。いつの日かベルサイユ宮殿を訪れて、このセリフをフランス語で呟いてみたいものです。
(野崎 泉)

2006年9月13日 00時00分

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