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最近、きちんと「はかって」ますか?

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手首の長さ、15cmナリ

11月1日は計量法が施行された平成5(1993)年11月1日にちなみ、「計量記念日」となっている。みなさん、ご存知でしたか? 計量というとピンとこないけれど、実はこれ、日常生活の中ではとても大切なの。「計量」=「はかる」は取り引きや証明など生活の中のすべての基準になっている。
例えばスーパーで買い物をする。肉はグラム単位で値段を設定していることがほとんどだし、乾物やお菓子など食料品には内容量が記載されている。水道、ガス、電気の使用量もしかり。

そんな計量の大切さを啓蒙するために、社団法人日本計量振興協会では昨年から小学生を対象にした「何でもはかってみようコンテスト」を開催、11月1日の「計量記念日」に優秀作品が発表された。実は、これ、募集の段階から知っていたのだが、一体どんな作品が集まるのかとても興味があったのである。そこで、コンテストの結果について事務局の(社)日本計量振興協会にお話を聞いてみることにした。

このコンテスト、「何でもはかってみよう」と銘打っているように何でも測定、はかることに関してならOK。基本は「こんなことをはかってみました」というレポート方式だという。

今年の最優秀作品は「家ぞくの何でもそくてい」という小学校3年生の女子の作品。
お父さんと自分の茶碗の大きさを計量カップの水を入れることで測定したり、お父さんと自分のかばんの重さを比べたり、弟と自分の上体そらしの時間をはかってくらべたり、夏休みを使って1日に1つずつ長さ、重さ、体積、時間など20項目以上の様々なものをはかったという内容。自分の両手をいっぱいに広げた長さを測ったり、遊びに来た妊婦のおばさんのお腹まわりを測ってみました、なんてほのぼのする内容もあったりして見事優秀作品に選ばれたのだそうだ。

「今年は50作品の応募がありました。中には多少大人の考えも入っているのかなと思うものもありますが、びっくりするような内容もありますよ」とのことで、そのいくつかを教えていただいた。

「同じ大きさのペットボトルに米、水、油をつめて重さをはかったというものなんですが、米と水を比べると水の方が重かったと、それはきっと米をペットボトルに入れると隙間ができる、つまり空気を含んでいるので体積が少ないのでは? ということで別の方法で体積を計る実験をしたというのもありました。小学校2年生のお子さんです」と担当者の方。

えっ、2年生ですか!? す、すごすぎます。おそらく、私だったら重さを量りました。みんな違いましたで終わっていただろうな。このあたりが人生の分かれ目か。

「それと、畳の目を一つ一つ数えて畳一畳にイグサが何本使われていたかとはかったお子さんもいらっしゃいました。畳のサイズが若干違っていたようで、1階と2階では本数が違ったようです。このお子さんは自分で測定する以外にも畳屋さんに行って話を聞いてみたりと色々考察していましたね」

コンテストの目的は日常の様々なことに目を向けて色々な方法や考え方によって、「はかる」(計る、量る、測る)ことを実践し、「はかることの楽しさ」、「はかることの大切さ」を子どもの頃から実感してもらおうということなのだそうだ。
畳の目を数えることから工業製品の規格はどうなっているのかな、という発想が生まれてくるのかもしれない。

そこで、私も小学生たちに触発されてちょこっと「はかって」みました。
何か、自分の身体の中でものさしになる部分があるといいなぁとあちこちを測定。指の長さ、手の大きさ、あちこち測ってみるが意外と数値が中途半端でものさしとしては使えなさそうだ。歩幅も測定してみるが、55cm〜45cmと妙に歩きを意識するせいか一定せず。これもだめ。とあきらめかかったその時、ひらめきましたよ! 手首に紐をまわして長さを計ってみると、なんとジャスト15cmです。太いか細いかは別として、とりあえず一つ自分の中にものさしになりうるであろう部分を発見。手首でものの長さを測る機会がどれだけあるか不明だが、よかったぁ。ちなみに、ものさし探しをはじめてから発見するまで1時間33分13.4秒。

生活のあらゆる分野の基盤的制度である「計量」。商店や病院などで取り引きや証明に使用されているはかりは、2年に1度、法定の定期検査を受けることが義務付けられている。検査に合格したはかりには合格した年月と次回検査年が表示された「定期検査済合格ステッカー」が貼られるので、一度買い物の際にチェックしてみてはいかが?
(こや)

2006年11月9日 00時00分

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