「鉄鋼」という言葉や鉄鋼業界そのものに対するイメージが変わってしまうような革命が起こりつつある。鉄鋼業界はメタルなのだ。
左の写真のポスターでは、ヘヴィメタルバンドの元ギタリストで、テレビ東京のロック番組でも活躍中のマーティ・フリードマンがギターを弾いている。まさに、「メタルはイケてる」って感じだ。
実はこのポスター。鉄鋼業界の新卒リクルートのためのキャンペーンポスターなのだ。平成20年卒業の大学生・大学院生の採用のためのもので、全国の大学に貼られている他、先月下旬には東京各所の大学の最寄り駅にも掲出されていた。
一般的に保守的なイメージがもたれている鉄鋼業界が、どうしてこんなに斬新でインパクトのあるポスターをつくったのか? 制作を手がけた社団法人日本鉄鋼連盟に問い合わせてみたところ、その回答はずばり、
「学生の注目を集めて、学生を対象にした鉄鋼業界の紹介ウェブサイトにアクセスしてもらうため」
というものだった。
団塊の世代の大量退職を迎えているのに、学生の就職先の人気としては、いまいちの鉄鋼業界。
このウェブサイトでは、鉄鋼業界をイメージアップして就職を呼びかけるために、「成長産業」「先端技術」など鉄鋼業界の現状を分かりやすく説明している。
ITブームや株ブームも下火になりはじめ、最近の若者は堅実な生き方を選ぶ傾向があるという。鉄鋼が「産業の米」から「イケてる産業」として、再び学生から高い人気を誇る業界へ歩み始めるきっかけ作りを、このメタルなポスターは担っているのだ。
(もがみ)
・鉄鋼業界2008新卒採用 *トップページでポスターの大きい画像
