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タモリと他者の気になる「位置関係」に迫る

アルタとタモリの位置関係は、どうなのでしょうか。

以前、タモリの「おじいちゃん力」についての記事を書いたが、もう1つ、気になって仕方ないのは、様々な番組におけるタモリと他者との「位置関係」である。

たとえば、『ミュージックステーション』。あの奇妙な位置関係を頭に思い描いてみてほしい。
どういうわけか、彼はゲストがズラリと並んだひな壇の「中」にいる。そして、ゲストと向かい合わず、「隣り合って」しゃべるのだ。
ひな壇に対する司会者というのは、ダウンタウンや島田紳助、明石家さんま、ロンブーなどのように、前か斜め横ぐらいにいるのがフツウだろうに。

また、途中、後ろの席でチョロチョロする他のゲストに、話を振ることも多い。つまり、話し相手に背を向けたまま会話してたりするのだが、こんなシチュエーション、皆さんは経験ありますか? 
唯一あるのは、鏡ごしに話す美容師さん相手ぐらいではないだろうか。

そう思うと、『笑っていいとも!』もおかしい。
ゲストを迎える1対1の会話というと、『徹子の部屋』みたいな向かい合わせがフツウだが、「テレホンショッキング」では、ゲストと隣あわせに座って、しかも、何度も客席に話をふる。
「いい天気ですね」「そうですね」とか、手拍子の「チャッ、チャッチャッチャッ」というヤツなんかも、1対1で向かい合うことに対する、照れ隠しではないだろうか。
そういえば、他のコーナーでは、司会より、いつの間にか自分自身も「回答者の一人」になっているケースが多く、そのほうがずっと居心地が良さそうでもある。

そして、極め付けが、『タモリ倶楽部』。
「空耳アワー」での安斎肇との位置関係もまた、隣同士。これは互いを見つめ合うのでなく、共に同じVTRを観るという行為だ。つまり、目線は「同じ方向」にある。
また、他のコーナーも、複数名で同じモノに挑むなど、「他者と同じ方向を向く」モノが多い。
ドラマなんかでよくある、かつての恋人が親友や夫婦にかわるときの「これからは向かい合うのでなく、同じ方向を向いて歩いていこう」みたいな、仲間的な位置関係だ。

そういえば、タモリは自宅に芸能人の友達をよく招くことも知られているが、SMAP中居や香取などがこんな指摘をしていたこともある。
「タモさん、ずっと料理しっぱなしで、全然席につかないから、会話しないんですよ(笑)」
これはもちろんもてなしの心ではあるが、やっぱり「向かい合って会話する」のが照れくさいのもあるんじゃないだろうか。

本人が自分のことを「シャイ」「人見知り」と冗談交じりに言い、相手が「そんなワケないでしょう!? こんな仕事ずっとしてきて(笑)」というやりとりをテレビでよく見るが、あれは実はネタではなく、本心だと思う。
日本一テレ屋の司会者タモリ。今後、位置関係に注目してみてください。
(田幸和歌子)

2006年12月9日 00時00分

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