今年も終わりに近づいてきた。飲み会やイベントで夜遅くまで出歩くことも多くなるこの時期、夜道で気をつけたいのはひったくり。友人のひったくり被害者の話によると、あっという間に荷物を取り上げバイクで逃げられてしまい、声を出す暇も追いかける余裕もないとか。こんな卑怯なやり方、泣き寝入りするしかないのか。未然に防げないものだろうか。
そんなひったくりの発生を予想してしまおうという試みが始まった。大阪府港警察署では、管内で発生した過去のひったくり発生件数データから1週間のひったくり発生件数を予想し「ひったくり週間天気予報」としてウェブサイトで公開している。ひったくりが発生していない時は晴れ、多い時は雨、といった具合に地図上にアイコンが表示される。時系列でも表示しており、いつひったくりが発生しやすいのか一目瞭然だ。ひったくりに対する住民の意識を高めるために今年の10月から公開、反響を呼んでいる。これは港署独自の取り組みで、公開以来、港署のウェブサイトのアクセス数は増加、話題になっているという。
大阪府警察安全な街づくり推進本部の平井さんにお話を伺ったところ、大阪府警察全体でも多くの安全に対する取り組みを実施しており、一般にも広く公開しているという。
大阪府警察のウェブサイトでは、「犯罪発生マップ」として大阪府全域で発生している犯罪をピンポイントで地図上に表示、随時最新情報を更新している。ひったくり、路上強盗、こども被害、自動車盗、侵入盗、車上狙いなど、各犯罪について詳細な内容が見られるようになっている。このような取り組みは全国でも初。こちらのページも多くのアクセスを集めているという。
また、民間との共同の取り組みも盛んだ。この12月からは、カーナビメーカーとのタイアップで車上狙いの発生情報をカーナビに表示し、現場に近づくと音で知らせるサービスを開始、話題を呼んでいる。また、「安まちメール」という犯罪発生を知らせるメールサービスではファーストフード店とタイアップ。…
