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どうなる? 今年の富士登山

(写真上から)6合目を走るランナー、8合目付近の雪道、9合目のご来光、10合目山頂の営業前の山小屋

6月22日、新聞各紙は一斉に報じた。それは「富士山、残雪が多くて頂上に登れないかも」という内容。暖冬だったはずなのになぜ? という感じだが、今年は春が寒かった。富士山では3月中旬から6月上旬まで低温傾向。4月、5月に雪が降るのは当たり前の富士山だから、雪解けが進んでいないらしい。

さてさて、7月1日に山開きを迎える富士山、毎年なんと20万人もが登る。登山道の現状を探るべく、約半数の10万人が利用する山梨県の「吉田口登山道」から、6月23、24日の週末を利用して雪山装備で山頂に登ってみた。「山開きの前の登山は禁止では?」と思っている方、それはまちがい。別に冬に登ったって構わない。もちろん、それなりの技術や経験が必要。

富士急ハイランドの脇から富士スバルラインを車で上がり、5合目から登山をスタート。30分ほど歩いた6合目で、走っている人にたくさん出会う。何者? 尋ねてみると、7月下旬に開催される「富士登山競争」の練習をしているという。過酷なレースにあえて挑戦する人たち、5〜7合目の間を何往復もしている。引き締まった脚が印象的。

7合目を過ぎると登山道に雪が現れるが、まだちょっとだけ。本日はここまで。翌朝は3時半にスタート。8合目付近から雪が増えてくる。固くて滑りそうなので慎重に歩みを進める。9合目手前でご来光。今回たどっている吉田口登山道は、山頂まで行かなくてもご来光が拝めるのがウレシイ。しかし、天気は徐々に悪化、山頂に着く頃、あたりは雪が舞い始めていた。

ところで、富士山は外国人が多いことでも有名。今回出会ったのはルーマニア、オーストリー、イギリスとヨーロッパ系の人々。イギリス人青年に富士山の感想を尋ねると、ふもとの山中湖方面を眺めながら「ベリービューティフル、きれいです」と一言。日本語、お上手でした。

富士山では、混雑緩和のため登山道と下山道が別々になっている。筆者が見る限り、吉田口登山道は8合目付近と9合目から上が雪道。場所によっては50センチ以上。同下山道は山頂の少し下から8合目までが同じく雪道となっている。富士吉田市富士山課などによると、今週、富士山吉田口旅館組合による雪かきが予定されており、山梨県が6月28日に登山道・下山道の再調査を行う予定。7月1日に頂上まで道が開通するかどうかは微妙な状況。

登山は登りより下りが難しい。雪道の登りはナントカなっても、下りで怖い思いをすることになる。絶対に無理はしないようにね。
(R&S)

※6月28日の再調査結果によると、山梨県側の吉田口登山道から山頂までの登山道が、懸命の雪かき作業により通行可能となりました
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2007年6月27日 00時00分

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