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NYイエローキャブ100周年のイベント“動くお庭計画”

2007年8月1日 00時00分

100周年イベント“動くお庭計画”で、NYのイエローキャブが花柄に彩られる

ニューヨーク名物イエローキャブは、今年で誕生100周年を迎える。

NYにタクシーサービスが誕生したのは1907年。フランスから輸入されたピカピカの600台の自動車が、お客を乗せて運んだのが始まり。そしてタクシーが黄色くなったのは1915年から。あるタクシー会社が、車両を黄色に塗装して営業したことがきっかけだった。遠目でも目立つから、というのが理由だったらしい。

その後なんだかんだで、タクシー業務は許認可制になり、1967年以降、「ニューヨーク市タクシー&リムジン委員会」が許認可するタクシー(メダリオン)は、全て黄色に塗装することが義務付けられた。
現在NY中を走るイエローキャブは約13,000台。観光客はもとより、市民の足として愛されている。

そこでNY市では、NYの顔とも言えるイエローキャブの100周年を祝って、全部のタクシー車両にお花のペイントを施して走らせ、NYの街を色とりどりの花で溢れさせてしまおう、という計画を発表した。
その名も「Garden in Transit」、“動くお庭計画”。なんだかファンタジーっぽくない?

ペイントの方法は、特殊なシートの上に、黒の太い線で花の絵の輪郭をプリントし、一つ一つ手で色を塗って仕上げた後、ペタリとそのシートを車両のボンネットやトランクや天井の上に貼るというもの。結構手間がかかるようだ。

そして13,000台分の膨大な数のシートに色を塗ってくれたのは、20,000人を越えるボランティアと、NYの学校や病院からの子供たちだった。

実はこの計画には、「癒し」のキーワードも隠されている。
子供たちには、楽しく絵を描いてハッピーになってもらい、また街中に溢れた子供たちの色鮮やかな絵で、アメリカ同時多発テロ以来、心身共に傷を残すNY市民を、ハッピーにしようというもの。

この計画を支えた「Portraits of Hope」は、病気や事故でふさぎがちな子供たちに、絵を描くことで心を癒し、再び明るい希望を取り戻してもらおうと、世界中で活動しているNPO団体。
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