巷のB級ニュース“小”ネタを毎日配信!

0

手のひらの上で、自分だけの小さな虹をつくろう

このエントリーをはてなブックマークに追加

パラパラめくると、ぺージ上にアーチ状の虹がかかる『RAINBOW IN YOUR HAND』

今、全国のアート系書店で売れまくっているという『RAINBOW IN YOUR HAND』なる本をご存知だろうか。一見、黒いシンプルな色見本のような本なのだが、パラパラマンガのように手のひらの上でめくるとあら不思議、手のひらの上にアーチ状の小さな虹が出現するのです。

36枚の真っ黒な紙にまったく同じ大きさの7色の四角形が印刷されており、目の残像を利用した仕掛け絵本というわけ。なるほど、これを最初に思いついたその発想力がすごいです。グレイト! ファンタスティック!! と思わず外国人モードで叫んでしまいましたよ。タイトルが英語なので輸入ものの洋書かと思いきや、意外にも著者は日本人だしれっきとした日本製の本。
作者である川村真司さんは、広告代理店でコピーライターやアートディレクターを勤めるかたわら、創作活動を行っているアーティスト。学生時代は、慶應義塾大学の佐藤雅彦研究室に所属していたそう(佐藤雅彦氏といえばご存知、『ばざーるでござーる』や『だんご三兄弟』などのCM制作で知られるメディアクリエーター)。

ところで、余談になりますが「虹は7色」と認識しているのは実は日本や韓国などごく1部の国だけって知ってました? この本でも当然のように「赤・オレンジ・黄・緑・青・藍・紫」の7色が「虹の色」として使われていたが、以前、Bitでも紹介した通り、たとえばアメリカ、イギリス等では「赤・オレンジ・黄・緑・青・紫」の6色がスタンダード。さらに調べてみたところ、ドイツ、中国、メキシコなどでは5色。ロシア、東南アジアなどでは4色。台湾、モンゴルなどでは3色。国によってこれほど違いがあるとは驚きですよね! ちなみに、虹を7色であると最初に言ったのは、イギリスの科学者ニュートンだそう。

さらに驚いたことに、日本の中でもかつて沖縄は「赤・青(または黒)」の2色だけと捉えられていたというからビックリ! 2色って……超シンプルですよね。沖縄の子どもに「虹の絵」を書かせたら、赤と青だけの虹をみんな描いていたのでしょうか??
ということで、この『RAINBOW IN YOUR HAND』を海外の友人などに見せたらそれぞれの国の「虹観」がわかっておもしろいかも。

そういえば以前、Bitでスワロフスキーガラスの反射でお部屋に虹の輝きをもたらす「虹製造機」が話題になったこともありましが、こちらは太陽の出ていない夜中でも大丈夫!! 秋の夜長、読書の合間に楽しむ本? としてもおすすめです。恋人やお子さんへのプレゼントに、もちろん自分ユースにも「手のひらサイズの虹」いかがでしょうか?
(野崎 泉)

「Utrecht[ユトレヒト]」HP
「川村真司/人物リスト」*「Utrecht[ユトレヒト]」サイト内

2007年9月10日 00時00分

コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!

注目の商品