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お正月カレー、2008年は甘口で

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見た目からするとなんだか罰ゲームのようですが、食べてみると均整のとれたカレーの味に驚き。サラダとスープもついてボリュームも満点です。

三が日も過ぎてお節料理も飽きる頃、食卓に現れる定番メニューといえば、何故かカレーだ。

かつてカレーといえば辛口ブームで、口の中が痺れるぐらいのカレーを食べてこそカレー好き、という風潮もあった。
しかし今、カレーの世界は少し変わってきているそう。
「ここ最近は甘口カレーがよく売れていますね」と、そう言うのはスーパーの店員さん。昔は女性に売り上げが高かった甘口カレールーが、最近はあらゆる世代に好まれているという。

そこで大阪難波のカレー専門店「サンモリッツ」さんにお話を伺ってみた。
創業30年。並々ならぬこだわりを持つお店で、期間限定カレーメニューや本格カレーがメニューに並ぶ。その中に究極の甘口カレーがあるという。

その名も「バナナパフェ風カレー」。注文してみると目の前に見えるは山盛りのバナナ・生クリーム・レーズンにチョコ、コーンフレーク。名は体を表すと言う通り、確かにパフェだ。
しかしその下敷きになっているのはガラスのパフェ皿ではない。コッテリとした黒いカレーなのだ。
トッピングだけでなく、ルーの中にもピーチを溶け込ませているそうでどこまでも甘い主張が光る。

冗談で出したネタカレーかと食べてみると、これが意外に違和感なし。
確かに甘いのだが甘味の中にもピリっとした刺激があり、味はしっかりカレー。生クリームやチョコレートの存在もアクセントとして馴染んでくる。

実はこのカレーの前身はカレーにピーチやパインが入った“フルーツパフェ風カレー”。しかし進化するごとにシンプルになり、落ち着いた先がバナナパフェ。
もともと数年前まで裏メニューだった上、メニュー改正で消滅の危機もあった。しかしリクエストにより2007年にめでたく本メニューになったという、波瀾万丈メニューなのだとか。
何故こんなメニューを、と伺うと、「もともとチョコも生クリームもカレーの隠し味に使うものなのでそれを表にだしただけです」と、誕生秘話は意外と単純だった。
女性にうけそうな可愛らしさだが、実はファンの多くは男性。それもリピーター&ファンが多いそうで、確実に甘党の人が増えている。

しかし「男性や年齢の高い方はいまだに甘口カレールーを買うとき少し恥ずかしそう」というのは、最初に伺ったスーパーの方の言葉。カゴの中にそっと忍ばせて買っていく人も多いのだとか。
ところが幸いな事に最近は甘口カレーを提供するお店が増えるなど、カレーは甘い方向へシフトしつつある。

これまで息を潜めていた甘口カレーファンの人も恥ずかしがらず、08年は堂々と、甘口好きを宣言をぜひ。
(のなかなおみ)

※サンモリッツ
大阪市浪速区難波中2-6-20
11時30分〜20時30分(Lo.20時)
定休火曜

2008年1月4日 00時00分

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