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いまどきの写真の「修整」事情

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修正が間に合わず、とりあえず“自主規制”?

いまではスピード証明写真機でも美白タイプや、「取り直し回数無制限、撮影日と無修正の証明書つき」なんて機種があったりと、ずいぶん進化している。

かく言う自分も、デジカメの浸透によってずいぶん救われたクチだ。というのも、写真撮影のとき、十中八九、目をつぶってしまうクセがあり、学生時代などは「また寝てるー」などと友人に笑われ続けた悲しい過去があるからだ。
その点、デジカメは、「その場でチェック→撮り直し」ができるから、寝てる写真が飛躍的に減っている。良い時代だ。

とまあ、庶民の不安はそんなレベルではあるのだけど、これが就職活動をする人や、まして容姿で勝負する人の場合、「どの程度修正して良いものか」が悩むポイントになるという。
「オーディションなどでは、まず書類審査を通らなきゃいけないから、ある程度修正しますけど、あんまり良く写りすぎると、実際に会ったときにガッカリされ、仕事が減ります」
と、あるモデルさんは言っていた。また、
「修正のうまいことで有名な写真館があるんですが、その写真館は有名になりすぎていて、写真の背景の特徴からわかるらしくて、同じ背景の宣材写真の女の子がみんな『かなり修正してる』と判断され、全滅だったことがあります」と言うモデルさんもいた。

では、実際にどんな修正の希望が多いのか。あるカメラマンさんに聞くと……。
「一般の人の場合は、怪我のあとや吹き出物など、目立つ部分だけの修正が多いですが、グラビアの場合は、胸のパットや水着のアンダーウェアが見えているのを消す作業が多いですね」
逆に、一般の人の場合、ホクロなど「個性」につながる部分を消してしまって怒られた……なんて話も聞く。やっぱり一般人はあんまり修正しないものなのか。
「ただ、結婚式などの集合写真の場合、何枚か撮っても、必ず目を閉じてる人が1〜2人はいるんですよね」
あ、私のことか……。
「この修正はいちばんかんたんで、あいているほうの目だけコピーして、顔の大きさに合わせて拡大・縮小してはりつける。また、めがねの片側だけ光が反射しているおじさんなどは、光ってないほうのめがねをコピーして反転させ、はりつけたりしますね。これらの作業はかなり簡単ですし、多いですよ」

また、グラビア撮影の多い別のカメラマンさんは、多い注文として、こんなことを言っていた。
「日本人は童顔好きが多いので、子どもっぽく見えるように修正することはけっこうありますね。ポイントは、目をちょっと離れ気味にして、下の位置にずらすこと」
もう何でもアリ!? とも思うが、あるタレント事務所のマネージャーさんはこう言っていた。
「最近は、オーディションする側も修正を見抜くために、提出する写真3枚くらいのうち『1枚はスナップ写真を』と言うケースが増えています。自然光だと、アラが目立ったり、難しいんですよね。でも、今度は逆にそれを利用して、外で撮影して、いかにも普通のスナップに見せて上手に修正するカメラマンや業者なんかも出てきているんですよ」

進化する修正技術と、修正を見破る技術と、いたちごっこのようです。
(田幸和歌子)
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2008年1月5日 00時00分

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