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国がやってる「独身者調査」、その実態と目的は?

2008年2月28日 00時00分

ただいま「調査中」……??

厚生労働省の研究機関「国立社会保障・人口問題研究所」のHPで、ちょっと風変わりな調査を見つけた。

HP上の「社人研データ・アーカイブス」において、「出生動向基本調査『結婚と出産に関する全国調査』第13回」(2006年9月22日公表)として、次のような項目を取り上げている。
「男女年齢別」「学歴別」「職業別」などによる「結婚の意思」「結婚の利点・独身の利点」「希望するライフコース」「希望子ども人数」「結婚の障害」など、ずいぶん細かく、赤裸々な調査内容が記されているのだ。

なかでも、いちばんの驚きは、「異性との交際」の項目。
「知り合いのきっかけ別、未婚者数」は良いとして、「男女年齢7区分別、学歴別、性交渉の有無別、避妊実行(一番最近の経験)の有無別、未婚者数」「男女年齢7区分別、学歴別、実行した避妊方法別、未婚者数」まで、「エッ!? 国の研究機関でそんなこと聞いちゃうの!?」と過剰反応しそうな質問が多々ある。

これはいったいなぜ? 国立社会保障・人口問題研究所に聞いた。
「独身調査が始まったのは、1982年。そのなかに、この性交渉の有無の項目が入ったのは、1987年からです。これまではこの項目は、夫婦のみの調査だったんですよ」
と研究者。

出生の動向を定期的に知るために継続的に行ってきた調査のなかで、近年は未婚化がどんどん進んできた背景があった。
そこで、「独身者の結婚に対する意識が変わってきたのでは?」という問題意識のもとに、出生動向の一環として行うようになったのだという。
「昔のように『結婚をしてから性交渉』とはっきりしていた社会から、現代では、未婚のうちから性交渉が容認されるようになってきています」
それは誰もが感じる変化ではあるだろうけど、第13回の調査「男女年齢7区分別、性交渉の有無別、未婚者数」では、男女総数7585名のうち、「経験あり」が4269名、「経験なし」が2465名(不詳851名)という結果になっていた。
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