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「キモかわいい」ならぬ「キモおいしい」スイーツ

2008年6月3日 00時00分

幼虫チョコから上生菓子「いもむしゴロゴロ」まで、「キモおいしい」スイーツたちは、小松屋本店のウェブサイトから購入可
※虫がニガテな方はご注意ください

最近、知人からいただいてギョッとしたのが、“カブトムシの幼虫スイーツ”なるもの。白っぽい表皮に、うにょうにょした胴体が今にも動き出しそう。虫嫌いの自分としては、ぎゃあ! と思わず取り落としそうになった次第です。
フレークチョコの胴体にホワイトチョコをコーティングしてあり、足はさきいか、口はオレンジピール製で、なんとも手が込んでます。3年前くらいから話題の商品だそうで、秋田県の「小松屋本店」というお菓子屋さんがつくっているらしい。いったいなぜ、こんなものをつくろうと思ったのか……。

店主にお話を伺ってみたところ、「もともとは、横手市役所の観光物産課が毎年開催している『昆虫展』がきっかけだったんですよ」とのこと。昆虫展では毎年、職員が採集したカブトムシを子供たちにプレゼントするなどしていたのだが、それだけでは企画としてインパクトが弱いということで、カブトムシの幼虫をお菓子でつくれないかということで依頼がきたらしい。

「最初は、正直つくりたくないなぁと思いましたね(笑)」と、ご主人。マンガチックにデフォルメしたものならともかく、今回は「できるだけ本物に忠実に」ということで、お菓子と昆虫というイメージがなかなか結びつかなかったのだとか。

というわけで、市から提供された写真を元に試行錯誤。実物の模写というわけではなく、より気持ち悪くなるように工夫したそうだ。市からは特に「気持ち悪くしてくれ」という要望があったわけではなかったそうなのだが、苦労の甲斐あってなんともリアルで身の毛もよだつ!? 幼虫スイーツが完成。これが話題を呼び、今や26,000個の販売個数を誇るヒット商品に! いや、世の中何かウケるかわからないものですね。

買うのはおもしろいもの好き・ヘンなもの好きな人のほか、昆虫好きな子供の親や祖父母が購入するケースが多いそう。最近の都会の子供は、カブトムシの幼虫とか見たことがないらしく、そういう教育的な意味でも喜ばれているらしい。
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