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奥深きデザインマンホールの世界

北海道のマンホールあれこれ。
上:美幌町(パラグライダーを中心としたスカイスポーツで地域振興をはかっている町)、中:陸別町(星空の町)、下:倶知安町(日本のサンモリッツといわれるスキーのメッカ)

旅先で気になる、その土地の名産などが描かれたご当地マンホール。そもそもの用途が下水道の蓋である故、ひらがなで「おすい(汚水)」と書かれてあるものも存在したり。何とも言えず可愛らしいデザインに出逢うと、ついパチリとシャッターを切ってしまう人も多いのでは?

実はマンホールをテーマにした本や写真集は数多く出版されており、マンホールマニアのHPも多数存在する。意外に皆、下を向いて歩いているようだ。そこで、マンホールをこよなく愛する人たちの集まりである『マンホールギルド』の発起人であり、同組合によるサイト『マンホール・ミュージアム』の管理人である「あ〜ちゃん」さんに話を聞いてみた。

ちなみに日本のデザインマンホールは、1977年に沖縄で採用されたのがはじまりといわれ、特産物や伝統行事など、ひと目でその土地の特色が伝えられるため、その後多くの市町村で採用されて現在に至るようだ。

「『マンホール・ミュージアム』では現在2424種類のマンホールを紹介しています。デザインマンホールはアートとしてみるのも楽しいですし、旅の思い出にもなります。写真を撮るだけならタダですし(笑)。それにちょっとした宝探し感覚もあります。地図を見ながらどの辺にありそうか予想してから行くのですが、思ってもみないようなところに沢山のデザインマンホールがあることもありますよ」

確かに旅の想い出にはもってこいだし、“宝探し感覚”というのにはロマンを感じる。
「平成の大合併などもあったので、今後また増えたり減ったりしていくと思いますが、子供の自由研究にしたら社会科の勉強になりそうですし、何故この柄なのか? とあれこれ調べてやっと納得ということもあります」とのこと。地域の歴史や伝統にも詳しくなれそう。老若男女問わず楽しめて見識も深まり、お財布にも優しい趣味なのだ。

ところでマンホール好きにはどんな人が多いのだろうか?

「それはズバリ“旅好き”です。電車・車・自転車・バイク……と手段はいろいろですが、皆さん休暇のたびにあちこちまわっているようです。あとは“収集癖”でしょうか。マンホール写真以外にも何かしら収集している方が多いですね。男女比率は、8:2くらいで男性の方が多いような気がします」

なるほど。これは、コレクターや探求気質の人が比較的男性に多いのと比例しているのかも。奥深きデザインマンホールの世界。旅好きで収集癖アリの私も、思わずはまってしまいそうでこわい……。

「ちなみに役場のまわりにはデザインマンホールが多いというのがギルド内での定説です」
とのこと。気になった方は、まずは自分の住む町の役場のまわりからチェックしてみては?
(磯谷佳江/studio woofoo)

マンホール・ミュージアムHP

2008年6月9日 00時00分

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