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通常の約2倍 容赦なく苦いビールが登場

(上)「YOKOHAMA XPA」(330ml/450円)
(下)これがホップ。通常ビールの約4倍も使われている

(C)サンクトガーレン

ビールが美味しい季節がやってきた。最近では各社から様々な種類のビールが発売され、甘いビールなども登場している。でも根っからのビール好きのみなさん、そろそろ本気で苦いビールが飲みたくありません?

そんな声に応えるかのように、6月11日にサンクトガーレン有限会社から発売されるのが、「YOKOHAMA XPA」。なんとこのビール、苦さが通常のビールの約2倍もある。

しかもユニークなのは苦さだけではない。実はこれ、アメリカの軍人・ペリーが日本に持ち込んだとされるビールを再現したビールでもあるのだ。日本のビールの歴史の始まりは、このペリーが持ち込んだビールがきっかけといわれている。そう聞けば、ビール党なら一度は飲んでおきたいところ。

ビールの仕込み水には、横浜市のオフィシャルウォーター「はまっ子どうし」を使用。「赤道を越えても腐らない水」ともいわれる「はまっ子どうし」の伝説にちなんで、ペリーが「赤道を越えて」日本に持ち込んだとされるビールをサンクトガーレン流にアレンジ、再現したものだという。ちなみに商品名のXPAは「Extra Pale Ale(エクストラペールエール)」の略。

「船に積まれていたビールは、長い航海や赤道付近の熱さに耐えられるように防腐効果のあるホップを大量に使用したものと推測されます」
そこで通常のビールでは、醸造過程で3回ホップを投入するところ、このビールでは5回も投入。合計使用量は同社の通常ビールの約4倍にもなるという。
「ハーブの一種であるホップは防腐効果のほかに、華やかな香りと、爽やかな苦みをもたらします」
そのためIBU(苦味を表す数値。大きいほど苦い)が48もある。一般的に大手メーカーのビールのIBUは16〜25なので、苦さのほどがうかがえる。

また今回「はまっ子どうし」を採用したのは、「濁度0.0000」という驚異の透明度をもつ水であるため。約9割が水であるビールは、不純物を出来るだけ含まない水を使うことが美味しさの秘訣だそう。ところで気になるのが「濁度0.0000」という表現。「濁度0」とは違うの?
「当初私も“濁度0”で資料を作っていました。でも横浜水道局の担当者に確認してもらったところ“濁度0よりもっと透明です”と、濁度0.0000に直されました(笑)」
なるほど、確かに濁度0.1でも四捨五入すると濁度0になってしまう。

商品の販売は横浜高島屋他全国の酒販店や同社のウェブサイトにて。その苦さをじっくり味わいつつ、ビールの歴史に思いを馳せる――、なんて飲み方もたまには粋じゃないですか。
(古屋江美子)

サンクトガーレン(有)HP

2008年6月11日 00時00分

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