セーター、マフラー、アウター……。洗濯機に入れてスタートボタン! なんて簡単にはいきませんよね。この時期は、服の裏側についているラベルとよくにらめっこしてます。
この前もある賭けに出ました。ウール100%のセーター。品質表示を見ると……「水洗い×」のマークなのに「ネット使用」と書いてある。「ネットを使えばいいかもしれない」と実に勝手な解釈。結果、もちろん縮みました。
冬だって汗はかきます。シミでもつかない限り、家で洗濯できたらなと思う日々。
そこで、東京都クリーニング生活衛生同業組合の原さんに伺ったところ、
「『水洗い×』の時点で家庭洗濯はできませんので、クリーニング店でのドライクリーニングをメーカーは指示していると言えます。同じウール100%でも、『水洗い×』を指示する洗濯絵表示以外であれば家庭洗濯が可能なはずです」
「また、『ドライのみ』の中には手洗いが可能なものも多く販売されています。理由のひとつとして、消費者が無茶な洗い方をした場合のクレームを避けるためのメーカーの防衛策と考えられます。コートは家庭では洗えませんが、セーターやマフラーは手間をかければ洗えるものも多いです」
水洗いができても結構条件が厳しいものもある。「液温は30度以下」「弱い手洗い」「洗剤は中性」など。まぁ、なんとか洗えそうだ。でも「弱い手洗い」って?
「『桶の中でもみ洗いすればOK』というわけではないことを理解する必要があります。『弱い手洗い』なので『もむ』行為は避けるべきです。『手洗い=もむ』と考えがちですが、毛の特性上、水の中でもむ行為は、どんな加工がしてあっても、ある程度のリスクを想定しておいた方が無難です」
もまないとなれば、“手で押す”イメージだろうか?
「その通りです。より具体的に言えば、キレイにたたんで、両手でやさしく押すイメージです。無造作に浸したり、むやみに動かすのはNGです。繊維同士が摩擦しあい、“縮み”がおきたりしますので、気を配ることが必要です」
風合いについては、やはりドライクリーニングとは違いが出てくるらしいが……。…



