スタイリッシュでコンパクトなノートPCばかり売れて、従来の個人向けデスクトップ・セパレートタイプ(本体分離型)PCの人気がいまひとつと聞く。そこで今回はあえて、セパレートタイプPCの良さを考えてみる。
以前、掲載されたコネタ記事『PC1台目はデスクトップ時代は終わったか』で指摘されているように、ノートPCの性能が向上したことで、持ち運びできないうえに場所をとるデスクトップPCを使うメリットが薄れているという。さらに、最近はデスクトップのジャンルの中でもiMacのようなセッティングが簡単でおしゃれなオールインワンPCも人気で、デスクトップ・セパレートタイプPCはますます窮地に立たされている感じ。
では、PCメーカーはこの状況をどう考えているのか。『CEシリーズ』というセパレートタイプPCをラインアップする富士通に聞いた。
「CEシリーズのメリットは大きな画面と性能の高さです」と力説。
同社Web直販サイトで19または22インチワイドのモニターを選択できる。また、高性能CPU『Core2Quad』やグラフィック専用ボードといったノートPCでは搭載できない機能を内蔵可能とのこと。
ノートPCはモニターの大きいタイプを選ぶと当然ながら本体も大きくなってしまう。持ち運びやすさを考慮すると、15インチくらいまでだろう。また、筐体サイズによる制約やバッテリー寿命の問題などで性能を拡張しづらい弱点がある。オールインワンPCも一体型であるがゆえにノートPCと似たような問題(モニターの自由度、拡張性など)を抱えている。
筆者の見方も含めたデスクトップ・セパレートPCのメリットを挙げてみる。
1.本体の大きさに関係なく自由にモニターを選択または交換できる。
2.スペックのわりに値段が安い本体モデルが多い。
3.3Dゲームなど大きな負荷がかかる作業に適している。
4.自分でパーツ交換・増設してスペックアップできる。
もうひとつ付け加えるなら、本体やキーボードにお茶をこぼしてしまうことが多いユーザーはノートPCではなく、デスクトップ・セパレートPCをお勧め。…
