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Excite Bit コネタいま、“文学”がふたたび脚光を浴びている!? RSS
2009年6月24日
前回の「文学フリマ」では、ずらりと並べられた同人誌が人気を競い合った。
面白いマンガもそんなにないし、テレビもなんだかつまらん! そういえば、去年『カラマーゾフの兄弟』など古典文学回帰がブームになったよな〜、と思っていた矢先、文学が人気復活というウワサを聞きつけた。

ウワサの主は「文学フリマ」という文学イベントの参加者。去年も会場が超満員だったが、今年も2倍に拡大した会場がいっぱいだったそう。
「文学フリマ」? と聞きなれない単語を聞いたので、その実体を主催者の望月さんに聞いてみましたよ。

そもそも「文学フリマ」は、文学の同人誌を売るイベント。文学同人誌といっても、昔のように年齢層の高い人が何十年間もやっているというイメージとは今は違ってきているとか。昨年に比べて「文学フリマ」参加している同人サークルは2倍の320団体に増え、お客さんは1800人も訪れたそうです。確実に文学を気にしている人数は増えてきているようです。

なんで今、文学が再びそんなに人気なんでしょう? と聞いたところ、「もともと潜在的に文学を個人で書いている人はたくさんいたはずですが、マンガの同人誌が一般化するにつれて、同人誌を作る費用が格段に安くなりました。そこで文学でも同人誌を作る動きが増えたのです。それに、ブログやホームページで文章を書く機会が増えているので確実に書き手は育っています」

「しかし、商業出版は相変わらず敷居が高いので、発表する場を求めているわけです。しかも、マンガと違って文学同人誌は発表の場がありません。大学のサークルで同人誌を作っても、学園祭以外では売れないのです。文学を新しくはじめた人が多くても、ここしか文学を発表する場所がないからです」と、望月さん。

ネットでも書けるんじゃ……と思ったのですが、「ネットはもともと文章をちゃんと読んでくれる人の割合は少ないので、ちょっと長い文章だと読み飛ばされてしまいます。紙に印刷したものでちゃんと読んでくれている実感が欲しいのでは」と。そういえば、携帯小説も無料で読めるにもかかわらず、本にしたものが大ヒットしましたよね〜。

参加してきているジャンルの割合は、小説5:評論3:詩2の割合だそうで、評論が多いのは「文学フリマ」はもともと評論家の大塚英志さんがはじめたイベントなのでその影響を受けた人が多く参加しているからだとか。
参加者は20〜30歳代がメインとして60歳代までいるのでかなり幅広い。小説でもラノベと呼ばれるライトノベルズ系を書く若い人が増えてきているので、文学ブームの裾野は確実に広がっているそう。

毎年参加しているコトバ遊びのサイト「コトバラ」の管理人さんいわく、「ここでは書きたいものが書けるので、反商業出版のイメージ。クリエイターの交流の場みたいなものなんでしょう」。そういえば、あの長嶋有さんや直木賞受賞前の桜庭一樹さんも参加したことがあるんだそうです。

ここのところの不況を反映してか、室内遊びやひとり遊びとして、詩や文学がますます脚光を浴びそうな気がしますね〜。
(カシハラ@姐御)

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