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この夏、レゴから「建築シリーズ」の最新版が登場

2009年7月7日 10時00分

アダムさん、“レゴ少年時代”。

建築家のアダム・リード・タッカーさんとレゴとのコラボレーションとして2008年に発売された、シカゴの有名高層ビルが含まれているレゴの建築シリーズ。
日本でも落水荘で有名なフランク・ロイド・ライトのフォーリング・ウォーター、そしてニューヨークのグッゲンハイム美術館がこの夏に発売されるとあって、子ども以上に大人レゴ・ファンの間で話題になっている。

幼少の頃からレゴが大好きだったというアダムさん。
「パッケージに描写されたようにマニュアル通りに組み立てる、ということにも意義があるとは思うけど、僕はそれだけでは気が済まなくて、作っては壊しての繰り返しをしていたんだ。自分の持っているだけの想像力を使って、いろんなものを組み建てていたよ。でも最近の子どもたちってどうも、そういうことをしないみたいなんだよね。指示通り組み立てたらおしまい。そのうえ壊れないようにボンドでくっつけたりするんだよ。そういうのにちょっとガッカリしたっていうのかな。だからブロックの基本的な考え(建て続ける)をぶり返そうと思っているんだ」
そのせいもあってか、この建築シリーズには特別な専用ブロックは極力使わないようにしているという。

有名建築物や高層ビル群が並んでいるシカゴ。NYには負けないくらいの(シカゴのスカイラインの方が優れている、という人も多い)摩天楼が存在するのだが、アダムさん自身もこのシカゴの高層ビルに幼い頃から心を奪われていたそうで、建築家になりたい! と思ったのもこのシカゴの建築物にインスパイヤされていたからだという。

彼の人生の中で情熱を注げるものに、アートと構造があり、それを彼自身の造語で“Artitecture”と呼んでいる。アートを使用して、いかに人々に摩天楼を設計する複雑さを柔和に、肩を凝らさず構えずに教えたい、という試みがあってレゴを思い出したのだという。
建築やエンジニアの背景がなくとも楽しみながら学べるという点、何処で生まれようと誰であろうと世界中の殆どの人がどこかで少しでも接したことがある幼少時代の遊び、ということを考えたらこれもレゴだった、ということで建築レゴシリーズが誕生した。

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そして現在レゴ作業中。建築家として現在活躍している人のほどんどがレゴとともに育った、という統計があるらしい……。

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ライター情報: シカゴ/あらた

シカゴ在住の兼業フリーライター。音楽から何からいまだに80年代カルチャーをひきずって生きている。世界墓地巡りが好き(すでに亡くなっているとはいえ、偉大な人々と近くで接することができる)な根っからの追っかけ? 派。

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