「実は、そのネスカフェでポリフェノール」というCMを観て、あるいは、店頭でネスカフェの商品パッケージに「ポリフェノール」のマークを見つけて、「え!? コーヒーでポリフェノール!?」と驚いた人は多いのではないだろうか。
毎日飲んでいるコーヒーでポリフェノールがとれるとは、何よりの朗報。
でも、コーヒーの愛飲家として、ふと疑問に思うのは、「なぜそんな良い情報をこれまで教えてくれなかったのか」ということだ。
「ポリフェノール」という言葉と、その健康効果の認知度は高く、これまでも「赤ワイン」「ココア」などが注目されてきたけど……。なぜコーヒーはこれまで言われてなかったのか。また、いつわかったことなのか。きっかけは? ネスレ日本に聞いた。
「もともとコーヒーにポリフェノールが多く含まれていることは数年前からわかっていたのですが、昨年11月に、お茶の水女子大学の近藤和雄教授と共同で『日本におけるポリフェノール摂取量とコーヒー摂取に関する検討』についての研究・調査をしたところ、1日あたりのポリフェノール摂取量では、コーヒーが約半分を占めていることがわかったんですよ」(広報担当者)
また、近藤教授のコーヒーとそれに含まれるポリフェノールの関係の研究・調査によると、「飲料中の総ポリフェノール量」(mg/100ml)は赤ワイン230に対し、コーヒーが200と、ほぼ同量のポリフェノールが含まれていることも判明している。
ちなみに、近藤教授はこれまで赤ワイン、ココアなどとポリフェノールの関係も研究・発表しているが、実際に日本人の食生活の中でポリフェノールを何からとっているかを調べたのが、今回の調査だったのだという。
「コーヒーとポリフェノールの関係をCMや新聞広告などで大きく打ち出したのは2月1日からですが、反響は大きく、コーヒーにポリフェノールが含まれているという事実をご存じでない方が多く、率直に驚いたというお声をたくさんいただきました。…
