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食べられる粘土がある

2010年8月1日 00時00分

手先が器用なら、こんな立派な粘土まで! これは食べられる。

不意に、食べちゃいけないものを食べたくなる瞬間はないだろうか? たとえば、いいニオイのする消しゴム。思わず、パクッと口にしたくなる。
もうひとつ、ある。粘土をこねくり回してると、「食べたら、半ナマのキャンディみたいに美味しいだろうなあ」なんて、メルヘンな錯覚を。

事実、そんな姉妹がドイツにいたらしい。今から8年前、当時8歳のサラと5歳のルイ―ザが2人で粘土遊びをしていた時。両親から粘土を口に入れないようにどんなに言い聞かされても、どうしても食べてしまっていた。
それどころか、とうとう「食べられる粘土がほしい!」とおねだりしてしまうのだから。普通の家庭だったら、「困ったものだ」で終了のはず。

だが、ここからが常軌を逸する。2人の女の子はお父さんの助けを借りて、好みの粘土創作を開始。こうして生まれたのが、作って焼いて食べることのできる粘土『Yummy Dough(ヤミー・ドー)』だ。

これは2007年にドイツで発売されて以来、世界中で大ヒットした新食品。ドイツでは発売1年で70万個、イギリスでは発売2カ月で2万個を売り上げた。アメリカやカナダでも好評を得ている。
それが、9月上旬より日本でも発売されるというから楽しみだ。

というか、楽しみどころの騒ぎじゃない。先行して、私は実際に取り寄せてみました。
中には4色(赤・青・緑・黄)の生地粉があり、これに水を加えてよく混ぜると粘土になる。そして食べられる。生でもいけるし、焼いてもいける。

まず容器に粉をあけ、その上に適量の水を注ぐ。実際にやってみると、何が楽しいって異なる色を混ぜ合わせることで、違う色が生まれる過程。この鮮やかな色合いが、まるで横尾忠則になった気分。
そして、気を抜いてたらいいニオイがしてきた! 美味しそうなクッキーのニオイみたいな。我慢できずに口に入れてみたら、これもハイクオリティ。例えて言うなら、アイス『雪見だいふく』の皮の部分のような。

関連写真

粘土になる前の、生地粉の状態。

水を注いで、こねくり回す。

ライター情報: 寺西ジャジューカ

1978年生まれ。ブライアン・ジョーンズとビートたけしと前田日明を敬愛する。
好物=神谷町、テレビ東京、大江麻理子

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