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音楽や映像の売上を8:2で分配するデジタル配信サイトが登場

2010年8月24日 10時00分

サイトには謎のキャラが5匹。

動物なのか怪獣なのか、なんだかわからないキャラクターが登場するかわいいサイトに,
『1億年レコード』のまつきあゆむや曽我部恵一プロデュースのバンド、オストアンデルの音楽が売られていて目に止まった。そのサイトが「nau(ナウ)」だ。
nauは音楽や映像、グラフィック作品をデジタルデータで配信しているサイト。nauのコンセプトは「8:2で、わけてみよう」、つまり3000円分の音楽を買うと、その80%の2400円がアーティストに入り、残りの20%の600円がnauに入るという仕組みだ。そんなシンプルでわかりやすいnauがどうやって生まれたのか、nauの小寺氏に伺った。

「まず世の中の流れとして、CDを買うという概念自体がなくなっていて、でも音楽を聞くために積極的にデータを買うという意識もまだ定着していないように感じたんです。それならデータで買うのも楽しい、悪くないって思わせられないかなっていうのがnauを始めるきっかけですね。その中で、サイトを見ればアーティストにいくら入るのかわかるということが、買う人にとって1つのモチベーションになるんじゃないかと思ったんです」

つまりは、アーティスト本人にお金を払って買っているという実感が、購買動機に繋がるのだ。では、コンセプトである8:2という分配率の根拠はどこにあるのだろうか。

「8:2という数字は実はどうでもよくて、8:2でわけますよって言っていること自体が面白いかなって。でもちゃんと意味合いはあって、既存のレーベルなどはスタッフ側の利益を確保し、最後に残ったものがアーティストに入るというシステムなんです。それでアーティストが生活できないなら、バイトすればいいんじゃないっていう。nauではそのバランスをもう少し良いカタチにしたかったんです」

nauのコンセプトの根底には、アーティストとの新しい関係性を構築したいという思いがあるようだ。そしてその対象はミュージシャンだけに止まらない。
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ライター情報: ユハラヨシフミ

1981年福島県生まれ。ライター。「クイック・ジャパン」(太田出版)、「お笑いハイブリッド!!」(メディアボーイ)などに寄稿。TBSラジオJUNKリスナー。東京ポッド許可局リスナー。お笑いに関する記事制作を中心に活動中。
お仕事の依頼にはできるだけ飛んでいきます。
Twitter:@haranomachi

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