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こだわりの「メニュー」と「味」に迫るベルク本第2弾 【前編】

2010年9月3日 08時00分

上から『新宿駅最後の小さなお店ベルク 個人店が生き残るには?』(井野朋也著)と、8月20日に発売の『食の職 小さなお店ベルクの発想』(迫川尚子著)どちらも版元は(株)ブルース・インターアクションズ。

とある日、東京砂漠のオアシス「BERG(ベルク)」で生ビールを飲んでいた。いつもの通り、店内を何気なく見回していたら、「ベルク本第2弾!」なるチラシが目に飛び込んできた。

「ベルク」とはJR新宿駅東口改札を出て左に曲がり、ちょっと進んだ左手奥にあるセルフサービスのビア&カフェ。いずれもリーズナブルな商品アイテム数は200種類近くをほこり、厨房も合わせた15坪ほどの店内には、1日平均1500人のお客が来店する。

第1弾の本についておさらいすると、『新宿駅最後の小さなお店ベルク 個人店が生き残るには?』は「ベルク」店長の井野朋也さんによる著書。2年前に発売された本書は、2万部売れていて現在8刷中。書店やメディアで「おすすめのビジネス書」としてよく取り上げられていたので、知っている人も多いかと思う。

ベルク本の編集担当者は(株)ブルース・インターアクションズの稲葉将樹さん。
「個人経営として成り立っているビジネスモデルとしての視点から、一個人として利用していたベルクを紹介できたら」と思い立ったのがきっかけだそう。ただ、企画を進めていくにあたって、「ここまでの“こだわり”があるとは」と稲葉さんも正直びっくりしたところがあるという。

「うちのような無名の個人店がまわりの大手チェーン店と張り合うには、結局、飲食店としてのまっとうなサービス(早い、安い、うまい)を極めるしかありませんでした」
と書かれているが、この三拍子を同時に実現させることがなんと難しいことか。

飲食店がひしめきあう一大ターミナルの新宿駅で、個人店としての「ベルク」が、いかにして生き残ってきたか。その歴史から、素材選び、商品開発、お店の見せ方、そして接客に対するサービスへの“こだわり”が随所に綴られている。また、本書に書かれている駅ビルからの立ち退き問題では、15000人もの署名が集められた。

……告白すると、実はこの本を読むまでベルクに行ったことがなかった。
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ライター情報: dskiwt

関心あるモノコト:コーヒー、ビール、おにぎり、パン、本、本屋、映画、カメラ、時事英語、MacBook Air、iPad、iPhone、イタリアもの。字がうまくなりたい。
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