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頑張ってもうまくいかない人向けの本が人気?

ライター情報:田幸和歌子

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何をやってもうまくいかないとき、ありますよね(写真はイメージです)。

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先日、とある新聞の書評欄で、ちょっと気になる内容を見つけた。
それは、橘玲の『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法』に関する書評で、こんな感じの文言が書かれている。
「近年は、やってもうまくできない人向けの自己啓発本が売れている」
これってホント?

自己啓発本といえば、本来は「プラス志向」が基本であり、ともすれば怖いくらいポジティブシンキングのものが多かったはず。
でも、いつの間にか「ポジティブ」推し一辺倒でなく、自己啓発本ジャンルにも変化が出てきているのだろうか。近年の傾向などについて、紀伊國屋書店に聞いた。

「自己啓発本ジャンルではここ2~3年、心理学から派生したような本が出始めています。強くない人、うまくいかない人に向けた本も、それと同様の傾向かと思います」(新宿本店第二課 水上紗央里係長)
そこで、近年の傾向として、以下の本を例として挙げてくれた。

『欠点を直さずに幸せに生きる方法』(齊藤正明/サンマーク出版/2009年刊行)
『「あれこれ考えて動けない」をやめる9つの習慣』(和田秀樹/大和書房/2009年)
『結果を求めない生き方 上杉流脱力仕事術』(上杉隆/アスコム/2010年)
『ゆれるあなたに贈る言葉』(今井彰/小学館/2010年)

上記の本に出てくるのは、「欠点を直さない」「苦手なことは人に頼る」「思い通りにならないことがあることを知る」「悪魔のような上司に遭遇したら……その答えは、『逃げろ!』」などなどの言葉。
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ライター情報: 田幸和歌子

書籍出版社、広告制作会社を経てフリーに。月刊誌・週刊誌・夕刊紙などで執筆中。

2011年2月3日 08時00分

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