花粉の季節。花粉症歴19年の私からしても、今年はスペシャルな気がする。
何しろ、くしゃみがスゴい。普通に5連発とかしちゃう。そして、自ずと加速していくティッシュの使用頻度。

中でも、個人的に最もティッシュが欲しくなるのは夜中。具体的に言うと、お風呂から上がって、ようやく眠りに入ろうと思った夜更け辺り。そんなタイミングに限って、鼻ズルズル状態。

ここはティッシュの出番だが、部屋の明かりを消してるだけに「あれ、ティッシュは何処!?」みたいな事態が頻発。ハッキリ言って、メンドくせぇーんです!

そんな時は、コレがあれば助かりそう。「株式会社 海光社」から発売されている『光るティッシュボックス・EcoLife‐Box(エコライフ・ボックス)』は、その名の通りの商品。ティシュボックスが、なんと光り出す。ということは、暗がりの中でも即座にティッシュの在り処がわかる!

実は同社の社長である林宏至さん、現在は法政大学キャリアデザイン学部でも学生たちを指導しているらしく。その授業の一環として、学生と共同で企画し開発した商品が、このティッスボックスなのだ。

そして、このティッシュボックスのアイデアを出したのも、現役の大学生。
「学生が考えた製品の中から、独創性があり、今までに類似の無い物を採用しました」(同社・林社長)

ところで、ティッシュボックスのどこら辺が光るのだろうか? あまり、全体的に爛々と輝かれても、眠気を覚まされてしまうわけで……。
「ボックスの底面が光ります。また、アクリルの反射によりエッジの部分にも光が回ります」(同社・林社長)
照明を落とした部屋の中で さりげなく、静かに美しく光る。

ちなみに同社、以前より救命用のロープや店舗用の看板を製作していた。その際に用いられていた「無機EL」なるシートが、今回のティッシュボックスの底面に使用されている。

実は、この「無機EL」がスグレもの。特長として「薄く、軽く、衝撃に強い、均一な面光源で、発熱がない」といった、数々のセールスポイントたちが備わっている。だからこそ、この新ティッシュボックスは消費電力が少なく済み、触っても熱くならない。

そんな『光るティッシュボックス・EcoLife‐Box』は、昨年の12月より同社ホームページで発売されている。価格は9,900円(税込み)。

「照明器具としては暗いのですが、就寝時でも眩しさを感じない明るさで光り、日用品であるティシュボックスにもインテリアとしてデザイン性を持たせています」(林社長)
花粉症シーズンならずとも、イケてる部屋づくりのためのアイテムとして1年中使えそうではないか。

(寺西ジャジューカ)