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絵に託された子どもたちの祈り「小学生発!Pray for Japan」

2011年3月22日 10時00分

全国の子どもたちが描く被災地へのメッセージ(愛知県一宮市立瀬部小学校)

[拡大写真]

“Pray for Japan”――
世界中がこのスローガンの元に、被災地の一日も早い復興を祈っている。その気持ちは、決して大人だけのものじゃない。今、小学生の子どもたちだって、被災地の映像に心を痛め、悲しい気持ちを抱えている。そんな子どもたちの心のケアを目的とし、被災地への想いを絵や写真で表現するプロジェクト「小学生発!Pray for Japan」が始まった。全国各地から寄せられた手書きのイラストや集合写真には、子どもたちのあふれそうな想いが、ぎっしりと詰まっている。

「私たちもできることはやります。あきらめないで!」
「一人じゃないよ!日本のみんながついてる。」
「1分でも1秒でも早く救助が来てほしい!」

「小学生発!Pray for Japan」のまとめサイトでは、クレヨンや色鉛筆で描かれた子どもたちのイラストを閲覧することができる。飾りのない、ストレートなメッセージの数々は、読んでいるだけで胸が熱くなる。

サイトを立ち上げた町田智雄さんは、横浜市の小学校教諭。震災直後、ご自身のブログで「小学生の心のケアをしながらも、被災地に対し何かできないか」と、「小学生発!Pray for Japan」立ち上げのアイデアを投稿したところ、たくさんの賛同の声が集まり、全国、そして世界へと広がっていった。まずはそれぞれのウェブサイトに小学校単位でアップしてもらうことから始め、3月21日には、小学校の位置をマッピングした機能も備えたまとめサイトがオープンとなった。

町田さんによると、絵を描くことは子どもの心のケアになるという。実際、今回絵を描いたある小学生は、
「応援のメッセージを描いていたら、自分が明るくなれた。他の人も、このメッセージで元気になってくれたら嬉しい。そう思ったら、もっと描きたくなった」

と話してくれたそうだ。表現活動を通して自分たちの不安を乗り越えていく場として、そして特に被災地から離れた西日本の子どもたちとっては、「何か自分たちにできることはないか」という気持ちを伝える場としても、このプロジェクトの果たす役割は大きい。

関連写真

「小学生発!Pray for Japan」より(鳥取県米子市立河崎小学校)

「小学生発!Pray for Japan」より(Ohlone Elementary School)

「小学生発!Pray for Japan」より(兵庫県豊岡市立三方小学校)

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ライター情報: 池田美砂子

エコとサステナビリティをテーマに執筆するフリーライター。気象予報士であったりもする。茅ヶ崎で海のある生活を楽しみながら、「今の時代も捨てたもんじゃないぞ」と感じてくれる人を一人でも増やすため、いろんなことを企み中。
好物=海、豆乳、ハイタッチ、茅ヶ崎
Twitter:@IkedaMisako

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