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コレステロール値、結局下げなくて良いの?

ライター情報:田幸和歌子
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「高コレステロールの人は卵を食べないほうがいい」という説も、近年変わってきました。

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健康診断でコレステロール値が高いと注意を受けることなどから、かつては「高いと危険」として、下げる必要性ばかりが強調されてきた「コレステロール」。

それが近年は、「低すぎても良くない」とか「ちょっと高めが良い」などと報道されるようになった。「ちょっと高めで良いのか!」と安心した人も多いだろう。
でも、気になるのは、なぜ近年になって、説が変わったのかということだ。

また、「説がちょこちょこ変わると、結局、どっちなのかわからない」という人もいるだろう。この疑問について、糖尿病研究を長年行ってきたある医師は言う。
「『コレステロール=悪者』と思う人が多いですが、コレステロールは基本的な脂質の一種で、細胞膜や男性ホルモン・女性ホルモンなどの材料になる大切なもの。昔から、コレステロールは『栄養状態の指標』であり、コレステロールが高い人は栄養状態が良い証とされてきました。また、本来は体が弱ってくると、コレステロールも下がってくるんですよ」

日本人はもともと欧米人に比べて、コレステロール値が低く、動脈硬化が少ないことなどから、30~40年前に「日本食は理想的」とされていた。でも、コレステロール値の低い頃の日本人が長生きだったかというと、そうでもないのだという。
「栄養状態の悪さから、感染症などにかかりやすくなり、短命だった人もたくさんいます。そのため、20~30年前から『コレステロール値が低い人は長生きできない』とも言われるようになりましたが、いつの間にかこれは忘れられてしまったんですよ」

なぜ「低すぎると良くない」ことばかりが、忘れ去られてしまったのだろうか。
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ライター情報: 田幸和歌子

書籍出版社、広告制作会社を経てフリーに。月刊誌・週刊誌・夕刊紙などで執筆中。

2011年6月14日 10時00分

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