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ソウルのアートな唐揚げ屋に聞く、「どうしてそうなったんですか?」

ライター情報:清水2000

ソウルの唐揚げ屋「パサッ」内観。あふれるサイケデリック感に言葉を失う。

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韓国はソウル。うちの近所に、すごい唐揚げ屋がある。入り口には電飾とともにマネキン、テレビ、ギター、何かのお面、ビールの空箱、お札のようなものが、森のように大量に飾られており、それぞれにサイケデリックアートとでもいうべき極彩色のペイントと、「2階にあがれば足がなくナる唐揚げサービス!←何も考えていないコメント」「OPEN 月火水18:28 木金土18:32」といった、何とコメントすればいいのか分からない韓国語の文句が、ひとつひとつ確認していたら気を失いそうな密度で施されているのである。

多くの通行人は、この店の前で足を止めたり止めなかったり、写メを撮ったり撮らなかったりしながら通り過ぎていくのだが、勇気を持って入り口を通り抜け、先にある階段をあがると、ワンフロアとベランダからなる、入り口のテンションと変わることのない空間が、薄暗い照明の下に広がっており、そこがまさに唐揚げ屋「パサッ」であった。

天井にはビールの箱や空き缶、紙コップ、ゴミ袋など、日常生活ではあまり吊り下げたりしないものが大量に吊り下がっており、窓ガラスには霊魂が踊るような一筆書きのペイントと、何かが書かれたポストイットが隙間なく配置されている。他にも、指の部分を切断したゴム手袋、椅子にかぶせられたタンクトップ、やたら場所をとる椰子の木をイメージしたような造形物と、ありとあらゆるオブジェがむやみやたらに設置されており、情報量の過剰さに呆然となる。
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ライター情報: 清水2000

ソウルを拠点に活動するトラベルライター。翻訳も少々。路上のコネタ、珍スポ、音楽と映画を求め、弘大のライブハウスから朝鮮半島の辺境、世界のコリアタウンまで徘徊中。

2011年12月30日 10時00分

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