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立ち見席まで出る、盛況の保護者会

ライター情報:柴山香

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公立小学校の内部。よく見ると、教室前方にアップライトピアノが置いてあります。ということで、ここは音楽室。

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クラス分けで騒然とした合同保護者会もようやくお開き。時刻はとうに夜9時をまわり、「ああ疲れた、帰りたい」顔の保護者たちは、足取りも重く、それぞれの教室にゾロゾロ移動し、引き続きクラス懇談会の始まりです。

我が子の教室に入り、一年生用の小さな椅子に腰掛けてしばらくしたところで周りを見回すと、教室の後方で立っている親が何人もいます。なぜかというと、夫婦揃って参加している家庭が複数あるため、クラスの生徒の人数分しかない座席数では椅子が足りず、立ち見組が出ているのです。そういえば、先ほどの全体保護者会でも、講堂の後方で立ち見する親が何人もいましたっけ。あとから聞いてみたところ、「重要な第一回保護者会だから、子どもは預けて、夫婦で参加しました」という親が何人もいることを知って、やや驚き。

さて、各クラスに分かれての懇談会では、新担任の自己紹介に始まり、時間割り発表、指導方針説明、校内で守るルールなどの説明があった後、クラス役員の選出へ。

担任が、「クラス役員の代表と副代表を各一名ずつ選出して下さい。担任は席をはずすことになっていますので、まずは、私の代わりに司会進行をして下さる方を決めねばなりません。どなたか進行役を……」あたりまで口にしたところで、「あ、はいはい。私やりますよ」と挙手したお父さんが一人。

こうして司会進行役となったお父さん、臆すことなくさっさと壇上に出てきて、黒板に「代表……さん、副代表……さん」と書き、「この……の部分に名前を入れなければ、みなさん今夜は帰れませんからね」と笑いを誘います。

ライター情報: 柴山香

ドイツ在住16年目。独日通訳、日本語教師など、数足のわらじが玄関に並ぶ。

2012年4月11日 10時00分

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