パリ市内アクリマタシオン公園で今月7日から5月8日まで、日本を取り上げたイベント「ル・ジャルダン・ジャポネ(日本の庭)春祭り」が開催中だ。約300人のアーティストや工芸家が参加し、200のイベント、25種類のパレード、工芸品や日系企業のブース、抹茶、弁当などを売る53台の屋台が設けられている。
同公園はパリ西部に広がるブローニュの森に位置し、ナポレオン3世によって150年前に造られた。園内には小規模な遊園地や動物園も併設されており、日本から運ばれた伝統家屋「木曽の家」も常設で展示されている。2005年から同公園では海外の国を紹介する催しをこの時期におこなっており、今年は日本がテーマに選ばれた。
週末はさらに人の入りは上々。中でも数畳もある大きな半紙に、特製の巨大な筆でしたためる書道パフォーマンスには、多くのフランス人たちが集まっていた。飲食関連の屋台も人気で、長蛇の行列ができているところが多かった。日本式カレーを売っていたスタンドでは、用意していた商品がすべて売り切れてしまい、次のものができるまで一時間待ちという人気ぶりだ。
また工芸品の販売をおこなうスタンドでは、多くのフランス人が熱心に各アトリエの作品を眺めていた。「訪れる人は日本に大変造詣の深い方が多く、フランス人のお客様から教えてもらうこともしばしば」だという。中ほどにあるステージでは日本人ミュージシャンによる演奏もおこなわれた。『ドラゴンボール』や『ONE PIECE』など日本アニメの主題歌が流れると、さらに会場内は盛り上がりをみせた。
その他にも、日によって様々な催し物があり、ダンス・パフォーマンスも伝統的な日本舞踊に加えて、剣舞、沖縄舞踊、今様やパラパラなども披露され、鹿児島県のおはら祭も紹介される。紙芝居や日本語教室、野だてによる茶道の実演やフランス語による落語もおこなわれ、同公園内の一画には大量のこいのぼりも立てられている。…
