暖かくなってくるとどこからともなくゴソゴソと這い出してくるのがゴキブリ。いくら駆除しても絶滅しないその生命力にはいつも感心するが、正直好きではない。なるべく見たくないのだが見てしまう、そんなヤツである。しかし最近、そんなヤツをあえてラジコンにして遊ぼうというアイテムが登場。いったいどんな心境で開発したのか興味が湧いた。
「日本の夏の風物詩」「奴を動かせ!」というキャッチコピーで登場した『ゴキラジ! USB 赤外線ラジコン』(JTT)。送信機による操作で、左右3本ずつ計6本の脚がそれぞれ動き、「直進」「後退」「右旋回」「左旋回」の4つの動作を可能にする。また、お尻が光ることで、暗闇でも見失うことなく操作できるそうだ。蛍のような変なゴキブリである。そのリアルでしぶとい動きっぷりは同社商品サイト中の動画で確認してもらいたい。
さて、いよいよゴキラジを開発した理由をJTTさんに聞いてみた。
「インパクトのある商品とはどういう物かを考えていました。すると、“夏に台所の電気を点けたら黒いアイツがいた”。そのインパクトに勝る物はないと思いまして」
「社内では評判が悪かったので少し不安がありましたが、販売してみると予想外の反響でビックリ! やはり、分かる人には分かるのだなーと思いました(笑)」
ゴキブリの持つ嫌われ者特有のぞっとするイメージをうまく利用してインパクトのある商品にしたわけだ。
では、肝心のゴキラジのおぞましい動き方をどう再現したのか。
「やはり“多脚”構造です。脚は飾りで、裏側の車輪で動くのでは面白くありませんので実際の昆虫のように、6本の脚で自由に動くところがこの製品のキモです」
ワサワサ動く6本脚は見ているとたしかに気持ち悪いと同時になぜか面白い。
さてさて、これを使ったおもしろい遊び方は何なのか。
「もちろんゴキの可愛らしい動きを愛でるため…というのは嘘。多脚ラジコンは純粋に動かす面白さがあるので、一人で操作していても面白いです」
「ただやっぱり、ゴキラジを誰かに見せたときの反応を見るのが一番面白いかと(笑)。…
