五輪エンブレムと新国立を"飲む" 原宿「REISSUE」でラテアートを味わってみた


ついに取り下げになってしまった五輪エンブレム。国立競技場の問題も噴出しているため、ここのところ五輪関連のニュースが多い中、原宿の「REISSUE」が時事ネタにのっかって投稿した五輪エンブレムのラテアートが話題になっている。




このお店、3Dのラテアートも行っており、時間がある時はリクエストに応じた絵を描いてくれるらしい。実際に作る様子を見てみたかったので、お店に行って色々作ってもらいました。

お店に行ってみた


お店は原宿のビームス近くのビル2階。
五輪エンブレムと新国立を"飲む" 原宿「REISSUE」でラテアートを味わってみた


お店の前にもラテアートの写真が貼られた看板が飾られている。
五輪エンブレムと新国立を"飲む" 原宿「REISSUE」でラテアートを味わってみた


店内は木が多く使われており、ジャズなどの音楽が流れていてくつろげる雰囲気。
五輪エンブレムと新国立を"飲む" 原宿「REISSUE」でラテアートを味わってみた

ラテアートを間近で見られる!


さっそく店長のじょーじさんにTwitterに掲載されているラテアートを作ってもらうことに。
五輪エンブレムと新国立を"飲む" 原宿「REISSUE」でラテアートを味わってみた


まずは泡立てたミルク、カップに注いだエスプレッソを用意。
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フォームしたミルクをカップに注ぎます。
五輪エンブレムと新国立を"飲む" 原宿「REISSUE」でラテアートを味わってみた


ここまでは普通のラテですが、ここから表面に模様が描かれていきます。
五輪エンブレムと新国立を"飲む" 原宿「REISSUE」でラテアートを味わってみた


Twitterに掲載したエンブレムの場合、まずはミルクでふちを描き……
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中央にもミルクで太めの白い線を描きます。さらにエスプレッソを特製の道具につけ、黒い線を描いていきます。
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失敗が許されない作業なので、じょーじさんは真剣そのもの。
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TOKYOの「T」の部分を描き……
五輪エンブレムと新国立を"飲む" 原宿「REISSUE」でラテアートを味わってみた


ロゴに斜めの線が入ったラテアートがわずか5分ほどで完成。リクエストに応じたラテアートは時間がかかるものもあるため、料金はプラスになりますが、自分が描いてもらいたい写真を持ってお店に来る人も多いとのこと。特に自分のお気に入りのアイドルやアニメの画像を持ってきて描いてもらうケースが多いようです。

勿体ながら実際に飲んでみると、ミルクの口当たりが良い非常に飲みやすいエスプレッソに仕上がっていました。
五輪エンブレムと新国立を"飲む" 原宿「REISSUE」でラテアートを味わってみた


他のテーブルにいた女性のお客さんは黒執事のキャラクターをリクエストしており、じょーじさんはスマホの写真を見て注文通り仕上げていました。忙しい時間は受け付けてくれないこともあるそうですが、手が空いているときはラテアートを目の前で描いてくれるそうです。
五輪エンブレムと新国立を"飲む" 原宿「REISSUE」でラテアートを味わってみた

3Dのラテアートも


東京五輪のラテアートを描いてもらったら、次は3Dで国立競技場も!ということで実際画像を出してこれも描いてもらうことに。3Dのラテアートを作る場合は、やや固めの泡を使います。
五輪エンブレムと新国立を"飲む" 原宿「REISSUE」でラテアートを味わってみた


3Dのラテアートの場合、工具で泡の形を成形する作業が入ります。さらに平面のラテアート同様にペンを使い、模様を筆で描いてもらえば完成。
五輪エンブレムと新国立を"飲む" 原宿「REISSUE」でラテアートを味わってみた


この形に関しては、すべての部分を3Dで表現するのはやや難しいものの、筆を使って細かな部分を表現してもらえました。さすがに尖がった部分は3Dにするのは難しいらしい。
五輪エンブレムと新国立を"飲む" 原宿「REISSUE」でラテアートを味わってみた


時間が経つと3Dのラテが崩壊するとのことで、1時間待ってみると、エスプレッソで描いた模様が泡ににじんできました。思ったほど崩れなかったものの「幻の作品」は目にも口にも美味しいドリンクでした。
五輪エンブレムと新国立を"飲む" 原宿「REISSUE」でラテアートを味わってみた


じょーじさんはmixiが流行っていた時代からラテアートをSNSに公開しており、特にTwitterに公開してから多くの人から反響をもらうようになったとのこと。さらにFacebookに投稿した画像が海外にも広がり、今ではアジアをはじめとした世界各国からお客さんが訪れるとのこと。

そんなジョージさんの目標の1つは、2020年の東京五輪の際、海外から来たお客さんも楽しめるお店作りだという。海外からのオファーも多いらしく、日本発のラテアートが世界で広がる可能性も大いにありそうだ。
(やったー麺)